ドコモ、「Xperia」の正式アップデートを開始――まずはPC経由で
6月10日10時14分配信 +D Mobile
両端にある「W」「A」「P」「ー」が入力しやすくなった。リンクに触れながらフリックをしても、誤ってアクセスされることなくスクロールする
NTTドコモが6月9日、ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ製のスマートフォン「Xperia」のソフトウェアアップデートを開始した。
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まずはPC経由のアップデートを開始し(提供中)、6月10日以降にXperiaのパケット通信によるアップデートを開始する。ドコモ広報部によると、6月10日中に提供できるよう調整しているという。パケット通信用のバージョンアップファイルは、「ユーザーによって多少のタイムラグが生じる可能性はある」(同)が、基本的に一斉配信される。
なお、PC接続でアップデートを行うと、ユーザーによってはXperiaが初期化されてしまう場合がある(6月9日18時50分時点)。「初期化をしないファイルも順次配信しており、最終的に全ユーザーに初期化しないファイルを配信できるよう作業を進めている」(ドコモ広報部)とのこと。端末が初期化されるかどうかは、PC画面のアラートで確認できる。
ソフトウェアのバージョン(ビルド番号)は、旧バージョンが「R1EA018」、新バージョンが「R1EA025」となる。バージョンは「設定」→「端末情報」→「ビルド番号」から確認できる。OSはAndroid 1.6のまま変更はない。
Xperiaのバージョンアップファイルは、5月28日の17時25分ごろから20時3分ごろに誤配信されたが、このファイルは問題がないことが確認されており、アップデート済みのユーザーが、もう1度アップデートをする必要はない。
●Mediascape、POBox Touch、タッチパネルなどを改善
今回のバージョンアップにより、以下の不具合が解消される。
・アドレス帳に画像を登録し、その後画像を削除すると、該当の電話番号からの音声着信時に「com.andoroid.phoneが予期せず停止しました。やり直してください」と表示され、応答ができない
あわせて、以下のとおり、3つの機能や使い勝手が改善される。
・Mediascapeに「mora touch」のオンラインコンテンツを表示
・日本語入力システムを「POBox Touch 2.0」へ拡張
・タッチパネルの使い勝手を改善
Mediascapeの「ミュージック」には、ダウンロードした楽曲やMedia Goから転送した楽曲に加え、「mora touch」のオンラインコンテンツも表示可能になった。mora touchの「ピックアップ」と「ランキング(TOP10)」の楽曲がサムネイルで表示され、任意の曲をタップするとmora touchが起動し、曲の購入ページへアクセスできる。
また、バージョンアップ後はmora touchアプリがプリインストールされた状態となる(すでにダウンロード済みの場合は変更はない)。
日本語入力システムは、これまでの「POBox Touch 1.0」から「POBox Touch 2.0」にバージョンアップ。テンキーでのフリック入力が可能になり、キーを上下左右にフリックすることで、かなと英数字を入力できる。このほか、表示するQWERTYキーのカスタマイズ(表示キー選択)と、QWERTYキー下部に表示される記号のカスタマイズ(アシスト記号変更)も可能になった。詳細は以下の記事も参照。
タッチパネルの感度も全体的に向上させ、特にQWERTYキーの両端「W」「A」「P」「ー」の反応速度を改善させた。アップデート前は、「W」「A」「P」「ー」キーの反応が鈍く、狙ったとおりに文字を入力できないことが多かったが、アップデート後は素早く反応するようになった。
このほか、ブラウザ画面などをスクロールしようとしてフリックすると、タッチと判断してリンク先へ飛ぶことが多かったが、ここも改善し、誤作動することなくフリックによるスクロールが可能になった。
●ソフトウェアのアップデート方法
6月9日現在、新しいソフトウェアはPC向けにのみ提供されている。ユーザーはソニー・エリクソンのWebサイトから「アップデートサービス」ソフトをPCにインストールし、XperiaをPCにUSB接続してアップデートする。ただし先述のとおり、PC経由でアップデートをすると、Xperiaが初期化される恐れがあるので注意したい。
続いて、6月10日以降、Xperiaの自動検出によるアップデートが可能になる。画面上部のステータスバーに「新しいソフトウェアが利用可能です」という表示が出たら、ステータスバーを下へドラッグし、「ソフトウェア更新」からアップデートできる。端末から手動でアップデートする場合、「設定」→「端末情報」→「ソフトウェア更新」から行える。
ソフトウェアの容量は約11Mバイト。なお、3G回線でアップデートをする場合はパケット通信料(約1万8000円)が発生するので、パケット定額サービスに加入の上でアップデートしよう。【田中聡】
最終更新:6月10日10時14分
おいおい、パケ代が1万8千円っていくらなんでも高い気がするけど。
そもそも不都合の解消なんだから店頭で無償ですべきだと思うんだけどねぇ・・。
暗黒の稲妻
BGM:ゴーイング・トゥ・ブラジル(Byモーターヘッド)
6月10日10時14分配信 +D Mobile
両端にある「W」「A」「P」「ー」が入力しやすくなった。リンクに触れながらフリックをしても、誤ってアクセスされることなくスクロールする
NTTドコモが6月9日、ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ製のスマートフォン「Xperia」のソフトウェアアップデートを開始した。
【拡大画像や他の画像】
まずはPC経由のアップデートを開始し(提供中)、6月10日以降にXperiaのパケット通信によるアップデートを開始する。ドコモ広報部によると、6月10日中に提供できるよう調整しているという。パケット通信用のバージョンアップファイルは、「ユーザーによって多少のタイムラグが生じる可能性はある」(同)が、基本的に一斉配信される。
なお、PC接続でアップデートを行うと、ユーザーによってはXperiaが初期化されてしまう場合がある(6月9日18時50分時点)。「初期化をしないファイルも順次配信しており、最終的に全ユーザーに初期化しないファイルを配信できるよう作業を進めている」(ドコモ広報部)とのこと。端末が初期化されるかどうかは、PC画面のアラートで確認できる。
ソフトウェアのバージョン(ビルド番号)は、旧バージョンが「R1EA018」、新バージョンが「R1EA025」となる。バージョンは「設定」→「端末情報」→「ビルド番号」から確認できる。OSはAndroid 1.6のまま変更はない。
Xperiaのバージョンアップファイルは、5月28日の17時25分ごろから20時3分ごろに誤配信されたが、このファイルは問題がないことが確認されており、アップデート済みのユーザーが、もう1度アップデートをする必要はない。
●Mediascape、POBox Touch、タッチパネルなどを改善
今回のバージョンアップにより、以下の不具合が解消される。
・アドレス帳に画像を登録し、その後画像を削除すると、該当の電話番号からの音声着信時に「com.andoroid.phoneが予期せず停止しました。やり直してください」と表示され、応答ができない
あわせて、以下のとおり、3つの機能や使い勝手が改善される。
・Mediascapeに「mora touch」のオンラインコンテンツを表示
・日本語入力システムを「POBox Touch 2.0」へ拡張
・タッチパネルの使い勝手を改善
Mediascapeの「ミュージック」には、ダウンロードした楽曲やMedia Goから転送した楽曲に加え、「mora touch」のオンラインコンテンツも表示可能になった。mora touchの「ピックアップ」と「ランキング(TOP10)」の楽曲がサムネイルで表示され、任意の曲をタップするとmora touchが起動し、曲の購入ページへアクセスできる。
また、バージョンアップ後はmora touchアプリがプリインストールされた状態となる(すでにダウンロード済みの場合は変更はない)。
日本語入力システムは、これまでの「POBox Touch 1.0」から「POBox Touch 2.0」にバージョンアップ。テンキーでのフリック入力が可能になり、キーを上下左右にフリックすることで、かなと英数字を入力できる。このほか、表示するQWERTYキーのカスタマイズ(表示キー選択)と、QWERTYキー下部に表示される記号のカスタマイズ(アシスト記号変更)も可能になった。詳細は以下の記事も参照。
タッチパネルの感度も全体的に向上させ、特にQWERTYキーの両端「W」「A」「P」「ー」の反応速度を改善させた。アップデート前は、「W」「A」「P」「ー」キーの反応が鈍く、狙ったとおりに文字を入力できないことが多かったが、アップデート後は素早く反応するようになった。
このほか、ブラウザ画面などをスクロールしようとしてフリックすると、タッチと判断してリンク先へ飛ぶことが多かったが、ここも改善し、誤作動することなくフリックによるスクロールが可能になった。
●ソフトウェアのアップデート方法
6月9日現在、新しいソフトウェアはPC向けにのみ提供されている。ユーザーはソニー・エリクソンのWebサイトから「アップデートサービス」ソフトをPCにインストールし、XperiaをPCにUSB接続してアップデートする。ただし先述のとおり、PC経由でアップデートをすると、Xperiaが初期化される恐れがあるので注意したい。
続いて、6月10日以降、Xperiaの自動検出によるアップデートが可能になる。画面上部のステータスバーに「新しいソフトウェアが利用可能です」という表示が出たら、ステータスバーを下へドラッグし、「ソフトウェア更新」からアップデートできる。端末から手動でアップデートする場合、「設定」→「端末情報」→「ソフトウェア更新」から行える。
ソフトウェアの容量は約11Mバイト。なお、3G回線でアップデートをする場合はパケット通信料(約1万8000円)が発生するので、パケット定額サービスに加入の上でアップデートしよう。【田中聡】
最終更新:6月10日10時14分
おいおい、パケ代が1万8千円っていくらなんでも高い気がするけど。
そもそも不都合の解消なんだから店頭で無償ですべきだと思うんだけどねぇ・・。
暗黒の稲妻
BGM:ゴーイング・トゥ・ブラジル(Byモーターヘッド)