後悔しない「ミラーレス一眼」の選び方
6月9日14時30分配信 +D LifeStyle
ソニーのミラーレス一眼 「NEX-3」(写真=左)、「NEX-5」(写真=右)
ソニー「NEX」の登場もあり、夏商戦に向けて「ミラーレス」と呼ばれるデジタルカメラのラインアップが豊富になってきた。ミラーレス一眼の特徴と各製品のポイントを確認しておこう。
【拡大画像や「NEX-3」で撮影した動画の紹介】 【表:各モデルのスペック比較】
いわゆる「一眼レフ」はレンズから入った光を、ミラーやプリズムでファインダーとフィルム(デジタルカメラ一眼レフならば撮像素子)へと振り分ける構造をもったカメラを指すが、このミラーを持たない構造が「ミラーレス」だ。レンズから入った光を振り分ける機構を持たないため、撮像素子に写った光は、電気的な処理にて電子ファインダーあるいは背面液晶へ映し出される。
レンズ交換ができるカメラがイコール一眼と思われることがあるが、これは誤り。「一眼」とは撮影用のレンズがファインダー用レンズを兼ねた構造を指しており、レンズ交換式を指す言葉ではない。撮影用レンズとファインダー用レンズを分離した二眼レフというカメラもある。一般に「ミラーレス一眼」と言う場合、「ミラーボックスを搭載しない、レンズ交換式デジタルカメラ」という理解をすればいい。
ミラーレス構造を採用するカメラの最大のメリットは、ミラーという部品を省くことによるボディの小型軽量化だ。特に奥行き(厚み)の削減には大きな貢献を果たしており、パナソニック「DMC-GF1」は36.3ミリ(突起部除く)、ソニー「NEX-3」では厚さは33.4ミリ(同)とほぼコンパクトデジカメなみのスリムさを実現している。
コンパクトなボディに大型センサーの搭載をしたこともミラーレス機の特徴といえる。少数の例外を除き、これまで「デジタル一眼レフ」サイズのボディにしか搭載されてこなかったフォーサーズ(約17.3×13ミリ)やAPS-C(約23×15ミリ)といったサイズの大型センサーがコンパクトなボディに搭載されている。
大型センサーは高画質とよく言われるが、それはなぜか。画素数が同じでセンサーサイズが異なる場合、撮像素子のサイズ(面積)が大きな方が素子1つあたりの受光面積が広くなる。そのため、大型センサーを搭載したカメラには、色調や階調の再現性に優れる、高感度撮影時の画質低下を軽減できるなどのメリットが期待できる。
センサーサイズが大きなことに起因する、“ボケ”の生かしやすさも特徴として挙げられるだろう。最近ではコンパクトデジカメでもボケ味を生かした撮影が行える製品が増えているが、センサーサイズが大きな方が同じ画角(写る範囲)でのレンズの焦点距離が長くなり、被写体深度は浅くなる。つまり、画角や焦点距離、絞りなどの値が同一ならばセンサーサイズの大きな方がボケ量が多くなり、ボケをいかした撮影がしやすくなる。
ボディが小さく、センサーが大きく、ボケを楽しみやすい――。ミラーレス一眼は、高画質でボケを楽しめるけれど大きくて重いデジタル一眼レフと、小型軽量で携帯性に優れるもののボケ味などの画質面で不満の残ることが多かったコンパクトデジカメの中間に位置する製品といえる。
●どれを選べばいい?スペック比較
「ミラーレス一眼」と呼べるデジタルカメラは現在、オリンパス、パナソニック、ソニーの3社より販売されている。オリンパスは「E-P1」「E-P2」「E-PL1」の3機種、パナソニックは「DMC-GH1」「DMC-GF1」「DMC-G2」「DMC-G10」の4機種(DMC-G10は6月中旬販売開始)、ソニーは「NEX-3」「NEX-5」の2機種だ。
主なスペックは以下にまとめるが、撮像素子についてはすべて1000万画素越えのフォーサーズ(約17.3×13ミリ)あるいはAPS-C(約23×15ミリ)サイズであり、また、オリンパスとパナソニックの7製品はほぼ同一スペックであり、撮像素子は大きな比較材料になりにくい。
手ブレ補正機構についてはオリンパス製品のみが本体内蔵となっているが、本体に内蔵しない他製品でも、キット付属で用意される標準ズームレンズに手ブレ補正機構を備えており、レンズキットでの購入を検討するならば、こちらも大きな比較材料にならないだろう。DMC-GF1やNEXがキットレンズとしても用意する薄型単焦点レンズ――いわゆるパンケーキレンズはブレ補正機構を備えていないが、こうしたレンズはおしなべて明るくシャッタースピードを稼げるため、ブレを心配する必要はないはずだ。
オリンパスとパナソニックの製品はマイクロフォーサーズ規格に準拠しており交換レンズに互換性があるが、ソニーのNEXは独自の新規格を採用しており、他社製レンズなどとの互換性はない。ここは製品選びで大きなポイントになるだろう。また、動画撮影もほぼ標準的な機能としてそれぞれが備えているが、撮影可能な画像サイズや撮影形式には違いがある。
いずれもいわゆるハイビジョン動画の撮影が可能だが、オリンパス製品はMotionJPEG形式で画像サイズは1280×720ピクセルまで、パナソニック製品はDMC-GH1のみが1920×1080ピクセルのフルハイビジョン対応で、ほかの3製品は1280×720ピクセルまで。形式はAVCHD/AVCHD Lite(AVCHDはフルハイビジョン記録できるDMC-GH1のみ採用)とMotionJPEGの双方に対応している。ソニー製品はNEX-3がMP4形式で画像サイズは1280×720ピクセル。NEX-5はMP4形式(動画コーデックにH.264を利用している)/1280×720ピクセルと、AVCHD形式/1920×1080ピクセルの双方に対応する。
一般にMotionJPEGは圧縮率に劣るかわりに構造的にJPEG静止画の連続なのでパソコンでの編集が容易、AVCHDは元来デジタルビデオカメラ向けの規格なのでデジタルレコーダーなど家電製品の連携に優れるがマシンパワーを要求するためパソコンでの編集に不向きといった特徴を持つ(AVCHD LiteはAVCHDのサブセットなので傾向としては同様にとらえていい)。
MP4は厳密に言えばさまざまな映像/音声コーデックを組み合わせて利用できるファイルフォーマットであるため、特徴は採用するコーデックに依存するが、AVCHDと異なりその由来から家電製品でのサポートはほぼ期待できない。NEX-3/5のMP4は映像コーデックにAVCHDと同様にH.264を採用しているため、パソコンでの編集という観点ではMotionJPEGより重く、AVCHDより軽い。いずれにせよ、撮影した映像をテレビやレコーダーといったAV家電で楽しみたいならばAVCHD/AVCHD Lite、パソコンで編集したいならばMotionJPEG/MP4形式を採用した製品を重視すべきだ。
一般に「デジタル一眼レフ」に期待される機能や役割は、本格的な撮影機能やメインカメラとしての機能性、拡張性だ。しかし、市場で存在感を増すミラーレス一眼は、メインカメラとしての利用に耐える資質を持ちつつも、さまざまな付加価値を備えており、その多様性が特徴となっている。つまり、自分がどのようにカメラを使いたいか、そのイメージを固めることがミラーレス一眼選びの第一歩になる。
ただ、「そろそろ一眼が欲しいな……」と考える、コンパクトデジカメからのステップアップ組にとって、そのイメージ自体が固めにくいのも事実だろう。まずは店頭へ出向き、ミラーレス一眼のなかでは小型軽量なDMC-GF1やE-PL1、NEX-3/5を手に持ってみよう。いくら高画質・高性能だとしても、持ち出すのが面倒に感じられるサイズのカメラを買ってはいけない。購入当初はうれしくて持ち運ぶとしても、徐々に使わなくなってしまう。
その苦にならないサイズは人によっても異なるはずなので(男性か女性か、週末だけ使うのか毎日持ち歩くかなど、さまざまな条件があるだろう)、そこがクリアできると感じたならば、次に機能やデザインの比較をしよう。ビデオカメラがわりに「フルハイビジョン撮影も1台で済ませたい」ならばパナソニックのDMC-GH1やソニーのNEX-5が候補になるだろうし、クラシカルなデザインに魅力を感じるならばオリンパスのE-P1/P2で決まりだ。豊富なカラーバリエーションから選びたいならE-PL1やDMC-GF1が候補になるだろう。
レンズ交換による絵の違いに興味を感じた人ならば、パナソニック/オリンパスの製品が現時点ではベターだ。ソニーのNEXは「Eマウント」という新型マウントを採用しており、現在のところ、交換レンズはカメラ本体と同時に発売された標準ズームレンズ「E18-55mm F3.5-5.6」と単焦点レンズ「E16mm F2.8」の2つしかない。高倍率ズームレンズ「E18-200mm F3.5-6.3 OSS」が2010年秋発売となっているが、それ以降のロードマップは公開されていない。購入後すぐにレンズをそろえて……というならばマイクロフォーサーズ規格の製品を選ぶことになる。
ただ、NEX-3/5には最薄部18ミリの超薄型ボディと、強力な動画撮影機能がある。特に動画撮影については最後発というメリットが最大限に生かされており、レンズ交換式カメラとは思えぬほどオートフォーカスの速度は高速であり、大型センサー搭載による被写体深度の浅さもあって、背景がきれいにボケやすい。ソニーとしても新マウントまで用意したのだから、レンズのバリエーションは充実させてくるだろう。将来性に期待することになってしまうが、期待を込めて買うという選択肢もあるはずだ。
自分が最も魅力に感じるポイントを備えたカメラならば、愛着も一層にわくというもの。ぜひ店頭やショールームで気になる製品を手に取ってみて欲しい
(デジカメプラス)
最終更新:6月9日20時56分
別にいちゃもんをつける気は更々無いが、この場合「ミラーレス一眼」といより「レンズ交換型コンパクトデジカメ」なんじゃないのかなぁ。
何故そんなに「一眼」の2文字にこだわりのか理由を聞きたいんだが・・。
それに文章長すぎる・・笑。
暗黒の稲妻
BGM:Bullethole(ByThe Haunted)
6月9日14時30分配信 +D LifeStyle
ソニーのミラーレス一眼 「NEX-3」(写真=左)、「NEX-5」(写真=右)
ソニー「NEX」の登場もあり、夏商戦に向けて「ミラーレス」と呼ばれるデジタルカメラのラインアップが豊富になってきた。ミラーレス一眼の特徴と各製品のポイントを確認しておこう。
【拡大画像や「NEX-3」で撮影した動画の紹介】 【表:各モデルのスペック比較】
いわゆる「一眼レフ」はレンズから入った光を、ミラーやプリズムでファインダーとフィルム(デジタルカメラ一眼レフならば撮像素子)へと振り分ける構造をもったカメラを指すが、このミラーを持たない構造が「ミラーレス」だ。レンズから入った光を振り分ける機構を持たないため、撮像素子に写った光は、電気的な処理にて電子ファインダーあるいは背面液晶へ映し出される。
レンズ交換ができるカメラがイコール一眼と思われることがあるが、これは誤り。「一眼」とは撮影用のレンズがファインダー用レンズを兼ねた構造を指しており、レンズ交換式を指す言葉ではない。撮影用レンズとファインダー用レンズを分離した二眼レフというカメラもある。一般に「ミラーレス一眼」と言う場合、「ミラーボックスを搭載しない、レンズ交換式デジタルカメラ」という理解をすればいい。
ミラーレス構造を採用するカメラの最大のメリットは、ミラーという部品を省くことによるボディの小型軽量化だ。特に奥行き(厚み)の削減には大きな貢献を果たしており、パナソニック「DMC-GF1」は36.3ミリ(突起部除く)、ソニー「NEX-3」では厚さは33.4ミリ(同)とほぼコンパクトデジカメなみのスリムさを実現している。
コンパクトなボディに大型センサーの搭載をしたこともミラーレス機の特徴といえる。少数の例外を除き、これまで「デジタル一眼レフ」サイズのボディにしか搭載されてこなかったフォーサーズ(約17.3×13ミリ)やAPS-C(約23×15ミリ)といったサイズの大型センサーがコンパクトなボディに搭載されている。
大型センサーは高画質とよく言われるが、それはなぜか。画素数が同じでセンサーサイズが異なる場合、撮像素子のサイズ(面積)が大きな方が素子1つあたりの受光面積が広くなる。そのため、大型センサーを搭載したカメラには、色調や階調の再現性に優れる、高感度撮影時の画質低下を軽減できるなどのメリットが期待できる。
センサーサイズが大きなことに起因する、“ボケ”の生かしやすさも特徴として挙げられるだろう。最近ではコンパクトデジカメでもボケ味を生かした撮影が行える製品が増えているが、センサーサイズが大きな方が同じ画角(写る範囲)でのレンズの焦点距離が長くなり、被写体深度は浅くなる。つまり、画角や焦点距離、絞りなどの値が同一ならばセンサーサイズの大きな方がボケ量が多くなり、ボケをいかした撮影がしやすくなる。
ボディが小さく、センサーが大きく、ボケを楽しみやすい――。ミラーレス一眼は、高画質でボケを楽しめるけれど大きくて重いデジタル一眼レフと、小型軽量で携帯性に優れるもののボケ味などの画質面で不満の残ることが多かったコンパクトデジカメの中間に位置する製品といえる。
●どれを選べばいい?スペック比較
「ミラーレス一眼」と呼べるデジタルカメラは現在、オリンパス、パナソニック、ソニーの3社より販売されている。オリンパスは「E-P1」「E-P2」「E-PL1」の3機種、パナソニックは「DMC-GH1」「DMC-GF1」「DMC-G2」「DMC-G10」の4機種(DMC-G10は6月中旬販売開始)、ソニーは「NEX-3」「NEX-5」の2機種だ。
主なスペックは以下にまとめるが、撮像素子についてはすべて1000万画素越えのフォーサーズ(約17.3×13ミリ)あるいはAPS-C(約23×15ミリ)サイズであり、また、オリンパスとパナソニックの7製品はほぼ同一スペックであり、撮像素子は大きな比較材料になりにくい。
手ブレ補正機構についてはオリンパス製品のみが本体内蔵となっているが、本体に内蔵しない他製品でも、キット付属で用意される標準ズームレンズに手ブレ補正機構を備えており、レンズキットでの購入を検討するならば、こちらも大きな比較材料にならないだろう。DMC-GF1やNEXがキットレンズとしても用意する薄型単焦点レンズ――いわゆるパンケーキレンズはブレ補正機構を備えていないが、こうしたレンズはおしなべて明るくシャッタースピードを稼げるため、ブレを心配する必要はないはずだ。
オリンパスとパナソニックの製品はマイクロフォーサーズ規格に準拠しており交換レンズに互換性があるが、ソニーのNEXは独自の新規格を採用しており、他社製レンズなどとの互換性はない。ここは製品選びで大きなポイントになるだろう。また、動画撮影もほぼ標準的な機能としてそれぞれが備えているが、撮影可能な画像サイズや撮影形式には違いがある。
いずれもいわゆるハイビジョン動画の撮影が可能だが、オリンパス製品はMotionJPEG形式で画像サイズは1280×720ピクセルまで、パナソニック製品はDMC-GH1のみが1920×1080ピクセルのフルハイビジョン対応で、ほかの3製品は1280×720ピクセルまで。形式はAVCHD/AVCHD Lite(AVCHDはフルハイビジョン記録できるDMC-GH1のみ採用)とMotionJPEGの双方に対応している。ソニー製品はNEX-3がMP4形式で画像サイズは1280×720ピクセル。NEX-5はMP4形式(動画コーデックにH.264を利用している)/1280×720ピクセルと、AVCHD形式/1920×1080ピクセルの双方に対応する。
一般にMotionJPEGは圧縮率に劣るかわりに構造的にJPEG静止画の連続なのでパソコンでの編集が容易、AVCHDは元来デジタルビデオカメラ向けの規格なのでデジタルレコーダーなど家電製品の連携に優れるがマシンパワーを要求するためパソコンでの編集に不向きといった特徴を持つ(AVCHD LiteはAVCHDのサブセットなので傾向としては同様にとらえていい)。
MP4は厳密に言えばさまざまな映像/音声コーデックを組み合わせて利用できるファイルフォーマットであるため、特徴は採用するコーデックに依存するが、AVCHDと異なりその由来から家電製品でのサポートはほぼ期待できない。NEX-3/5のMP4は映像コーデックにAVCHDと同様にH.264を採用しているため、パソコンでの編集という観点ではMotionJPEGより重く、AVCHDより軽い。いずれにせよ、撮影した映像をテレビやレコーダーといったAV家電で楽しみたいならばAVCHD/AVCHD Lite、パソコンで編集したいならばMotionJPEG/MP4形式を採用した製品を重視すべきだ。
一般に「デジタル一眼レフ」に期待される機能や役割は、本格的な撮影機能やメインカメラとしての機能性、拡張性だ。しかし、市場で存在感を増すミラーレス一眼は、メインカメラとしての利用に耐える資質を持ちつつも、さまざまな付加価値を備えており、その多様性が特徴となっている。つまり、自分がどのようにカメラを使いたいか、そのイメージを固めることがミラーレス一眼選びの第一歩になる。
ただ、「そろそろ一眼が欲しいな……」と考える、コンパクトデジカメからのステップアップ組にとって、そのイメージ自体が固めにくいのも事実だろう。まずは店頭へ出向き、ミラーレス一眼のなかでは小型軽量なDMC-GF1やE-PL1、NEX-3/5を手に持ってみよう。いくら高画質・高性能だとしても、持ち出すのが面倒に感じられるサイズのカメラを買ってはいけない。購入当初はうれしくて持ち運ぶとしても、徐々に使わなくなってしまう。
その苦にならないサイズは人によっても異なるはずなので(男性か女性か、週末だけ使うのか毎日持ち歩くかなど、さまざまな条件があるだろう)、そこがクリアできると感じたならば、次に機能やデザインの比較をしよう。ビデオカメラがわりに「フルハイビジョン撮影も1台で済ませたい」ならばパナソニックのDMC-GH1やソニーのNEX-5が候補になるだろうし、クラシカルなデザインに魅力を感じるならばオリンパスのE-P1/P2で決まりだ。豊富なカラーバリエーションから選びたいならE-PL1やDMC-GF1が候補になるだろう。
レンズ交換による絵の違いに興味を感じた人ならば、パナソニック/オリンパスの製品が現時点ではベターだ。ソニーのNEXは「Eマウント」という新型マウントを採用しており、現在のところ、交換レンズはカメラ本体と同時に発売された標準ズームレンズ「E18-55mm F3.5-5.6」と単焦点レンズ「E16mm F2.8」の2つしかない。高倍率ズームレンズ「E18-200mm F3.5-6.3 OSS」が2010年秋発売となっているが、それ以降のロードマップは公開されていない。購入後すぐにレンズをそろえて……というならばマイクロフォーサーズ規格の製品を選ぶことになる。
ただ、NEX-3/5には最薄部18ミリの超薄型ボディと、強力な動画撮影機能がある。特に動画撮影については最後発というメリットが最大限に生かされており、レンズ交換式カメラとは思えぬほどオートフォーカスの速度は高速であり、大型センサー搭載による被写体深度の浅さもあって、背景がきれいにボケやすい。ソニーとしても新マウントまで用意したのだから、レンズのバリエーションは充実させてくるだろう。将来性に期待することになってしまうが、期待を込めて買うという選択肢もあるはずだ。
自分が最も魅力に感じるポイントを備えたカメラならば、愛着も一層にわくというもの。ぜひ店頭やショールームで気になる製品を手に取ってみて欲しい
(デジカメプラス)
最終更新:6月9日20時56分
別にいちゃもんをつける気は更々無いが、この場合「ミラーレス一眼」といより「レンズ交換型コンパクトデジカメ」なんじゃないのかなぁ。
何故そんなに「一眼」の2文字にこだわりのか理由を聞きたいんだが・・。
それに文章長すぎる・・笑。
暗黒の稲妻
BGM:Bullethole(ByThe Haunted)