はぐれ「うり坊」川に落ちる、近く救出へ
6月3日20時1分配信 読売新聞

 神戸・六甲山のふもとの神嘉(かみよし)川(幅約10メートル)に、体長40~50センチのイノシシの子どもの「うり坊」が迷い込み、高さ約7メートルの護岸と川との段差のため、脱出できない状態になっている。

 5月27日に住民が発見。上流から流されたか、護岸を滑り落ちたらしい。野生動物なので人間が手出しをしないのが基本だが、餌を与えようとして見物人らが川に下りると危険なため、県が近く救出する。

 外敵のカラスなどを怖がって草むらに隠れている時間が長く、近くの無職村中静夫さん(80)は「親とはぐれたのだろう。早く山に戻してやりたい」。

最終更新:6月3日20時1分

野生動物だけに人間が手を出さないというのが原則だが、その前によく考えると護岸工事したのは人間だし、その工事によってそこから出られなくなっているのだから、帰れないのは人間のせいとも思ったりもするんだが。

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