ドラえもんの道具、どこまで実現できるかな?
5月23日13時40分配信 読売新聞

 タケコプターやスーパー手ぶくろなどドラえもんのひみつ道具を現代科学で体験しよう――。

 22世紀の未来から来たドラえもんが4次元ポケットから取り出した数々の道具を実現に近づける最先端の科学技術を紹介する「ドラえもんの科学みらい展」が来月12日から、日本科学未来館(東京都江東区青海)で開かれる。

 多くの人に親しまれるドラえもんとその道具を通じて、科学に興味を持ってもらおうと、同館が、大学の研究所や企業の協力を得て企画。展示では、ひみつ道具に近い機能を発揮する現代技術に触れられる。

 はめると力が強くなる「スーパー手ぶくろ」では、指に装着することで握力が200キロ近くになる「装置」を展示。立命館大が開発、漫画よりかなり物々しい機械だが、スーパーボールを握りつぶす体験ができる。

 おなじみ「タケコプター」では、長野県松本市の企業が開発した重さ約75キロ、時速は10~40キロで飛ぶ世界一小さい1人乗りヘリコプター「GEN H―4」を紹介。実機が置いてあり、手に触れたり、期間中のイベントでシミュレーション映像による飛行体験もできる。

 このほか、「ほんやくコンニャク」として、従来の翻訳機では難しかった、方言や不規則な言い回しを判別して翻訳できる翻訳機を実際に使える。

 さらに、最先端の二足歩行技術を実現したホンダの人型ロボット「ASIMO(アシモ)」などの歩行映像と並んでその速さを実感したり、呼びかけた人を認識し、抱きかかえる介護ロボット「RI―MAN」の紹介映像を見たりと、漫画の中で人間のように自由自在に動き、考え、会話するネコ型ロボットのドラえもんに、どれだけ現在のロボット技術が近づいたかを考えてもらう。

 6月12日~9月27日。午前10時から午後5時。8月の土日は午後6時まで(休館日は火曜)。大人1300円、18歳以下600円。企画展のみは大人1000円、18歳以下500円。

 問い合わせは同館(電話 03・3570・9151)へ。

最終更新:5月23日13時40分

漫画の世界を現実に。
まぁ何とも夢のある話ではあるんだが、そりゃ不可能なのもあるでしょう。
漫画だけの世界に終わらない夢のある世界なんだねぇ。

暗黒の稲妻
BGM:3分ブッキング(Byケツメイシ)