横浜、6点差逆転で今季初の3連勝!村田が決勝打
4月30日21時39分配信 サンケイスポーツ

 (セ・リーグ、ヤクルト6-7横浜、7回戦、横浜4勝3敗、30日、神宮)横浜は、初回に先発の三浦が5失点。しかし、6点差で迎えた五回に4点、六回にはスレッジが同点2ランを放ち、さらに七回には村田が勝ち越しの適時打を放った。6点差を逆転し、今季初の3連勝を飾った。

【写真で見る】武山、プロ1号3ラン!横浜が6点差逆転

 悪夢のような立ち上がりだった。エース・三浦の表情が、打たれるたびにゆがんでいく。一回、いきなり5失点。今季初の3連勝を期待し、神宮球場のレフトスタンドに陣取った横浜ファンも、沈黙せざるを得なかった。

 今季自己最速の3回6失点KO。静まりかえった三塁ベンチで、「チームのみんなに、申し訳ないです」と三浦はうなだれた。

 一回は藤本に、2006年以来、4シーズンぶりの本塁打を被弾した。さらに三回には、二死二塁で投手の館山を打席に迎え、初球をバックネットに突き刺す大暴投。どうした、エース…。

 今季は調整遅れで出遅れ、開幕2軍スタート。昨年末から決まっていた開幕投手の座を明け渡した。4月9日に1軍登録され、即先発して初勝利。前回登板(24日)で2勝目を得たヤクルト戦に臨んでいたが、絵に描いたようなリベンジを食らった。

 救いは同僚の信頼までは失っていなかったこと。打線が奮起し、五回に8番・武山がプロ1号となる3ランを左翼席に放つなど4得点。さらに六回、スレッジが8号2ランを放ち同点に。三浦の黒星を帳消しにしてくれた。

 七回には先頭の石川が安打で出塁し、早川の犠打で一死二塁とすると、村田がしっかりタイムリーを放ち1点を勝ち越し。結局これが決勝点となり、今季初の3連勝となった。

最終更新:5月1日2時35分

この記事を読む限りでは最悪の状態で撃沈した三浦投手だが、最終的には逆転勝ちしてるだけに、気持ちを切り替えて次頑張れと思うんだけど・・。

暗黒の稲妻
BGM:祭りのあと(Byよしだたくろう)