たばこの箱、ロゴ表示禁止へ=喫煙率低下政策で-豪政府
4月29日14時50分配信 時事通信

 【シドニー時事】オーストラリア政府は29日、たばこの箱にブランドのロゴを印刷したり着色したりすることを禁じる世界初の規制を導入すると発表した。個性的なパッケージを排除、商品としての魅力を打ち出せないようにする。喫煙率低下を促す政策の一環で、法制化した上で2012年7月から実施する。
 箱には、既に行われている喫煙による健康被害を警告する文言や肺がんなどに侵された病変部の写真が印刷される一方で、たばこのブランド名などは標準的な書体で小さく記載されるのみとなる。これに対し、たばこメーカーは、商標の価値を損なうなどと反発しており、訴訟に発展する可能性がある。
 政府は併せて、30日からたばこへの課税を25%引き上げることも発表した。30本入りで1箱2.16豪ドル(約186円)の実質値上げとなり、これにより、たばこ消費量が6%減り、喫煙者数も2~3%減少すると推定、増収分は病院予算などに充てると説明している。 

最終更新:4月29日17時15分

やってる事が余りにも無駄過ぎて笑ってしまったが、そこ迄やるなら一層の事煙草の販売禁止したらいいのにねぇ。喫煙者は普通自分の吸う煙草の銘柄は決まってるはずだし、パッケージで選ぶという事はないはず。そんな下らない小細工をする位なら煙草に発がん性物質の含有量を義務づけた方がよっぽど効果在ると思うけどねぇ。後は煙草の自販機に真っ黒になった肺のレントゲン写真を大きく貼るとか、色々手はあると思うけどねぇ。当然煙草メーカーは猛反発し、訴訟にもなるだろうねぇ。ただ政府相手に訴訟を起こしても勝てる可能性があるかどうかも疑問があると思うが。
一番いいのは周りに迷惑をかけない、そんな夢のような煙草が出て来ればまた違う世界が広がってくるのかもしれないだろうが。

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