タイ衝突、日本人カメラマン撃たれ死亡
4月11日0時5分配信 読売新聞

 【バンコク=田原徳容】タイのバンコクで10日夜、アピシット首相の退陣を求めて街頭占拠を続けるタクシン元首相派組織「反独裁民主戦線」(UDD)と治安当局が衝突、病院当局者によると、ロイター通信の日本人カメラマンが銃で撃たれて死亡した。

 ロイター通信バンコク支局によると、死亡した日本人は、日本支局所属の村本博之さん。

 目撃者によると、村本さんはUDDのデモ隊側でビデオカメラを回しながら取材中、流れ弾が左胸に当たった。病院に運ばれる途中に死亡したという。

 軍は、水平射撃をしていたとみられるが、「発砲したのはゴム弾だった」と主張している。ロイター通信バンコク支局によると、村本さんは東京から出張し、今月8日からデモ取材にあたっていたという。

 AP通信は、病院関係者の話として村本さんを含め10人が死亡したと伝えた。

最終更新:4月11日1時23分

報道の最前線で危険と隣り合わせというのは判りますが、亡くなられた10人の方のご冥福をお祈りします。

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暗黒の稲妻