奈良公園 雌ジカの左腹にボーガンの矢 重傷
3月13日19時26分配信 毎日新聞

 13日午前10時10分ごろ、奈良市の奈良公園内にある春日大社の表参道で、ボーガン(洋弓)の矢が刺さった雌ジカがいるのを参拝客の男性が発見した。シカは保護され、麻酔をして矢は抜かれたが重傷。奈良公園一帯のシカは国の天然記念物に指定されており、奈良県警奈良署は文化財保護法違反(天然記念物のき損)容疑で捜査している。

【シカにささったボーガンの矢の写真も】

 同署によると、被害にあったシカは10歳ほどで、体長約130センチ、約44キロ。矢は鉄製で、全長約52センチのうち約24センチが左腹に刺さっていた。

 シカを保護している「奈良の鹿(しか)愛護会」によると、03年にボーガン、08年には漁具のヤスが刺さったシカが見つかっている。同会総務課の福本千春さん(28)は「抵抗できない弱い立場のシカをあえて攻撃するのは残念。早く元気になって公園に戻ってほしい」と話している。【大森治幸】

最終更新:3月13日23時35分

酷い事する奴がいるもんだなぁ。
確かに奈良公園の鹿は何も持っていないのに近寄ってくるし多少恐怖は覚えるが、幾ら何でもここ迄する必要があるのかねぇ。 命を大切にすると言う心は捨ててはいけない。

暗黒の稲妻
BGM:きざな奴(Byキンクス)