西武・雄星2軍行き…首脳陣から正式通告
3月1日7時51分配信 サンケイスポーツ

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「しっかり鍛えて来いよ」(工藤)、「それまで待ってて下さいよ」(雄星)なんて会話が交わされたのでしょうか…(撮影・中川春佳)(写真:サンケイスポーツ)
 西武のドラフト1位、雄星投手(18)=菊池雄星、花巻東高=が2月28日、首脳陣から2軍行きを通告された。宮崎・南郷キャンプ中に実戦登板ができるレベルまで状態が上がらず、渡辺久信監督(44)らの“首脳会談”で正式決定。チームを離れ、埼玉・所沢の西武第2球場で調整しながら2軍戦で実戦経験を積んでいくことになる。

【写真で見る】一人でチームを離れ飛行機に搭乗する西武・雄星

 太陽の光がまぶしい宮崎で雄星に告げられたのは、つらい現実だった。巨人とのオープン戦終了後、渡辺監督は黄金ルーキーの2軍行きを明らかにした。

 「雄星はB班(2軍)に預けることにした。段階を踏んでやっていこうということです」

 キャンプから続いた1軍帯同は、この日で終了。2日に新人研修、6日に高校の卒業式があるため、その間の2軍調整は既定路線だったが、卒業式の後も2軍にとどまることが決まった。キャンプの延長として厳しいトレーニングを積みながら、投球のレベルも上げていくことになる。

 実戦デビューも、1軍のオープン戦ではなく、2軍戦となることが内定した。まずは、5日に2軍練習でシート打撃に登板。内容がよければ、9日に西武第2球場で行われる教育リーグの巨人戦に先発する。渡辺監督は「下(2軍)としっかり連絡を取り合っていきたい」と、雄星についての報告を受けるつもり。結果を出せば1軍に再合流する可能性もゼロではないが、時期的に開幕1軍は厳しくなった。

 通告を受け「いや、もう投げるだけです」とひと言だけ話し、バスに乗り込んだ雄星。次のオープン戦が行われる福岡に向かうチームを離れた。1カ月の1軍生活で学んだことを糧に、夢の1軍を目指して再スタートを切る。

最終更新:3月1日9時11分

まだまだ若いんだし、そんなに焦らなくてもいいんじゃないのかなぁ。
2,3年後を見据えて安定して二桁狙える投手に成長出来ればいいと思うけどねぇ。
今はまだ2軍でしっかりとプロの体作りして欲しいなぁと思うけど。

暗黒の稲妻
BGM:クラッキン・アップ(Ellas McDaniel)(Byローリング・ストーンズ)
   ※ カナダ、トロントのエル・モカンボ・クラブで1977年3月4日、5日収録