取り調べDVD、裁判員初の再生=強盗殺人公判-佐賀地裁
2月23日20時26分配信 時事通信

 佐賀県唐津市の養鶏場で責任者を殺害し財布を奪ったとして、強盗殺人罪に問われた元従業員小野毅被告(45)の裁判員裁判の第2回公判が23日、佐賀地裁(若宮利信裁判長)であり、取り調べ状況を録画したDVDが法廷で再生された。佐賀地検によると、裁判員裁判での取り調べDVD再生は全国初という。
 小野被告は22日の初公判で、殺害を認めたものの「財布を奪う目的ではない」と強盗目的を否認した。検察側は「取り調べ段階で現金強取目的を自白している」と主張。強盗目的を認める内容を含む供述調書3通について、弁護側が任意性を争い不同意としたため、検察側がDVD再生を求めていた。
 再生されたのは、小野被告が起訴された日に調書に署名・押印した後の様子で約8分間。映像は裁判員らの手元のモニターに映り、音声が法廷内に流された。検事が「殴られたり脅迫されたりはなかったか」「聞いてないことを書かれたことはあったか」と聞き、小野被告が「ないです」などと答えた。地裁は再生後、3通とも証拠採用した。
 起訴状によると、小野被告は昨年7月29日午前7時15分ごろ、唐津市の養鶏場で、責任者赤木隆さん=当時(52)=をハンマーで殴って殺害し、現金約14万円が入った財布を奪ったとされる。 

最終更新:2月23日20時31分

自白調書に署名・捺印した後の様子だけじゃ意味無いでしょう。
長くなってもいいから自白に至る迄の全課程が重要だと思うんだけなぁ。
つまり後の様子だけ録画してるだけだから全く持って意味を成さない訳であって、自白に至る迄の過程を何故撮らなかったのか。いや仮に撮ってあったして、何故法廷で流せない理由等があったのか。
余りにも無難にまとまった部分だけDVD化してるのが丸わかりの流れだなぁと。

暗黒の稲妻
BGM:"Extreme Aggression"(ByKreator)