城島エグい驚肩!GD007ビビった
2月4日9時37分配信 デイリースポーツ

 阪神の城島健司捕手(33)が3日、キャッチボール中に捕球体勢からスローイング練習を行い、自慢の強肩を披露した。受けた吉田バッテリーコーチのミットから轟音(ごうおん)が鳴り響く強烈なボールに、中日、巨人の007は震え上がった。たった7球で他球団をビビらせた“ジョー・バズーカ”が真弓阪神の野球を根底から変える。
  ◇  ◇
 まるで別次元の選手を見ているようだった。城島の右腕から放たれた白球は低い軌道で飛び出し、途中から浮き上がるようにして吉田バッテリーコーチのミットに収まった。球場に鳴り響く「ドッコーン」「ドッシーン」という鈍い捕球音。これまで強肩と呼ばれた選手たちのボールとは、明らかにレベルが違った。
 アップ後のキャッチボール中、城島がおもむろに腰をおろした。そして捕球姿勢から体を起こし、本塁-二塁の距離でスローイング練習を始めた。「ちょっと力を入れて投げてみた」ボールはレーザービームではなく、バズーカ、キャノン砲というイメージ。吉田コーチも「エグいわ。モノが違う。回転もいいし、ピッチャーみたいなボールを投げる。手が痛い」と驚きの表情を浮かべた。
 本人は平然と「投げられたなという感じ。きょうはボールが指にかかるか確認しただけ。全力ではないよ」と振り返ったが、周囲にとてつもないインパクトを与えたのは間違いない。たった7球のデモンストレーションで、中日、巨人の007は震え上がった。
 見守っていた中日・佐藤スコアラーは「いい球を投げていた。城島で一番イヤなのは肩と打撃でしょう。インサイドワークやリード面は、投手が投げるものですから。肩は全然、衰えていない。イヤなのが来たな~」と顔をしかめた。巨人・田畑スコアラーも「肩がいいのは分かっている。座って一塁へ投げるくらいだから。盗塁阻止では(リーグで)上に来る。守備は計算しやすいし、目に見えてすぐに出る。短期決戦でも大きいでしょう」と分析した。
 昨年のチーム盗塁阻止率は・305でリーグ4位。要所で走られ、痛い失点につながるケースも多かった。マリナーズに在籍していた昨季、城島は盗塁阻止率・537をマーク。クイックやけん制の技術が高い阪神投手陣とタッグを組めば、大半のスチールは阻止できるはずだ。
 「盗塁阻止は計算できる。本人も自信を持っているし。ミーティングでも『けん制は多く入れなくていい。走られたら全部、おれの責任』と話しているから」と明かした吉田コーチ。走者を置いた場面でもピッチャーが打者との勝負に集中できる余裕も生まれる。
 簡単に計り知れない相乗効果までもたらす“ジョー・バズーカ”。真弓阪神の野球が根底から変わるのは間違いない。

最終更新:2月4日10時8分

GD007って最初何かの略かと思った(笑。
それと見出しが大袈裟過ぎな気もするんだけどねぇ。
今年は何か嵐が吹き荒れそうな気がするなぁ・・。

暗黒の稲妻
BGM:"Don't Never Leave Me"(ByHANOI ROCKS)