争奪戦確実!佑ちゃん「12球団OK」です
1月1日7時52分配信 サンケイスポーツ
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ドラフトイヤーを迎えた早大・斎藤佑樹(写真:サンケイスポーツ)
今秋のドラフトの超目玉、東京六大学野球リーグ・早大の斎藤佑樹投手(21)が31日、「12球団OK」の方針を表明した。すでに1位指名を明言しているヤクルトなどはもちろん、プロの争奪戦が激化するのは確実。かつては“ハンカチ王子”として甲子園を沸かせ、今年は“早大100代目主将”として神宮の主役を務める斎藤が、ドラフトイヤーを迎えた心境を語る。
【写真で見る】 爽やかな笑顔でサインボールを握る斎藤佑樹
あの“ハンカチ・フィーバー”からはや4年。常に熱い視線を浴び続けてきた斎藤が、いよいよドラフトイヤーを迎えた。意中の球団はどこなのか、野球ファンの誰もが抱く最大関心事に、自ら明解な答えを出した。
「1位で選んでいただければうれしい。どこが選んでくれても、自分としてはいきたい。12球団OK? OKです。何球団でもいい。生意気なことはいえません」
既にプロの洗礼は浴びた。昨年11月22日、U-26NPB選抜戦(東京ドーム)に先発、1イニング18球、うち13球が直球の真っ向勝負を挑んで2安打1失点。「コントロールミスがあった」と反省。体感したプロとの差を埋めるため、制球力と球速の向上を、今年の課題としてあげた。特に重要視しているのは、自己最速149キロの更新だ。
「ずっと真っすぐにこだわってきたので、最後の年もこだわりたい。完成形のイメージは150キロ。見逃しの三振を取れるような真っすぐを投げたい。そのためのフォームを固めたい」
2006年夏の全国高校選手権大会決勝。引き分け再試合の死闘を演じた駒大苫小牧高・田中将大は、プロ入りを選択。楽天で見事に成長を遂げ、1億円プレーヤーの称号を手に入れた。しかし、神宮の杜を選んだ自分に悔いはない。
「高校からプロへ進んでいたら、確実に出会えていなかった人も多い。4年間で多少遠回りしたが、ほかのことも勉強できた。(進学は)納得しています」
急がば回れ、だ。“150キロ右腕”に肩書をアップグレードして臨む今秋のドラフトで、運命の瞬間を待つ。
最終更新:1月1日12時7分
田中将大選手と斉藤祐樹選手。どちらもプロに行ってと思っていたが田中選手だけがプロ入り。そしてあれから4年。斉藤選手がいよいよプロ入り。何処の球団でもOKだそうだが、やはり同じパでというファンも多いはず。田中選手との投手戦というのも是非見てみたい。
暗黒の稲妻
BGM:デッド・オア・アライブ(Byジャーニー)
1月1日7時52分配信 サンケイスポーツ
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ドラフトイヤーを迎えた早大・斎藤佑樹(写真:サンケイスポーツ)
今秋のドラフトの超目玉、東京六大学野球リーグ・早大の斎藤佑樹投手(21)が31日、「12球団OK」の方針を表明した。すでに1位指名を明言しているヤクルトなどはもちろん、プロの争奪戦が激化するのは確実。かつては“ハンカチ王子”として甲子園を沸かせ、今年は“早大100代目主将”として神宮の主役を務める斎藤が、ドラフトイヤーを迎えた心境を語る。
【写真で見る】 爽やかな笑顔でサインボールを握る斎藤佑樹
あの“ハンカチ・フィーバー”からはや4年。常に熱い視線を浴び続けてきた斎藤が、いよいよドラフトイヤーを迎えた。意中の球団はどこなのか、野球ファンの誰もが抱く最大関心事に、自ら明解な答えを出した。
「1位で選んでいただければうれしい。どこが選んでくれても、自分としてはいきたい。12球団OK? OKです。何球団でもいい。生意気なことはいえません」
既にプロの洗礼は浴びた。昨年11月22日、U-26NPB選抜戦(東京ドーム)に先発、1イニング18球、うち13球が直球の真っ向勝負を挑んで2安打1失点。「コントロールミスがあった」と反省。体感したプロとの差を埋めるため、制球力と球速の向上を、今年の課題としてあげた。特に重要視しているのは、自己最速149キロの更新だ。
「ずっと真っすぐにこだわってきたので、最後の年もこだわりたい。完成形のイメージは150キロ。見逃しの三振を取れるような真っすぐを投げたい。そのためのフォームを固めたい」
2006年夏の全国高校選手権大会決勝。引き分け再試合の死闘を演じた駒大苫小牧高・田中将大は、プロ入りを選択。楽天で見事に成長を遂げ、1億円プレーヤーの称号を手に入れた。しかし、神宮の杜を選んだ自分に悔いはない。
「高校からプロへ進んでいたら、確実に出会えていなかった人も多い。4年間で多少遠回りしたが、ほかのことも勉強できた。(進学は)納得しています」
急がば回れ、だ。“150キロ右腕”に肩書をアップグレードして臨む今秋のドラフトで、運命の瞬間を待つ。
最終更新:1月1日12時7分
田中将大選手と斉藤祐樹選手。どちらもプロに行ってと思っていたが田中選手だけがプロ入り。そしてあれから4年。斉藤選手がいよいよプロ入り。何処の球団でもOKだそうだが、やはり同じパでというファンも多いはず。田中選手との投手戦というのも是非見てみたい。
暗黒の稲妻
BGM:デッド・オア・アライブ(Byジャーニー)