振り込め被害、3分の1に=窓口対策強化で未然防止-警視庁
12月24日2時33分配信 時事通信

 東京都内の振り込め詐欺が認知件数、被害額ともに、昨年の3分の1程度に減少する見通しであることが23日、警視庁への取材で分かった。
 捜査幹部は「金融機関での声掛け活動を強化したことが大きい」と分析。来年は現金自動預払機(ATM)周辺での対策に力を入れる方針で、「気を引き締め、引き続き取り組みたい」としている。
 同庁によると、19日現在の認知件数は1291件(被害額約21億8000万円)。昨年は12月末までで3718件(同約59億9000万円)だった。
 検挙件数は1977件で、昨年(1301件)の約1.5倍。検挙人員は288人で、昨年(287人)とほぼ横ばいだった。
 同庁は2月と10月、撲滅月間を設け、都内の全1万2000カ所のATM周辺で警戒を強化。違法サイト対策専従班を設置し、銀行口座や携帯電話の不正取引の封じ込めを図ったほか、詐取金引き出し役の顔写真を公開し、2人を逮捕するなど検挙に力を入れた。
 金融機関との連携を強め、窓口での対策も強化。高齢者への声の掛け方について指導したほか、チェックシート配布を依頼するなどした結果、未然に被害を防止したケースは数百件に上った。
 同庁は今後、窓口での声掛け活動の徹底を図るとともに、ATM周辺での対策にも力を入れる。「振り込み限度額が高い人ほど、被害額が大きい」(捜査関係者)として、口座開設時の限度額引き下げを金融機関に働き掛ける方針だ。 

最終更新:12月24日2時34分

まぁこの手の詐欺被害が減るのは実に良い事なんだけどねぇ。
稲妻も用事で銀行のATMに行った時寒いのに警官が立って警戒してたのを見たのは一度だけだけどねぇ。
だけどまた新手の詐欺が出ないとも限らないので注意をは必要ですねぇ。

暗黒の稲妻
BGM:イエスタディをうたって(ByRCサクセション)