「近大医学部100%合格」1300万詐取の男逮捕
10月29日17時48分配信 読売新聞
 「近畿大学医学部への裏口入学をあっせんする」と偽り、受験生の父親から1310万円をだまし取ったとして、大阪府警堺署が、大阪市住吉区の自称福祉コンサルタント・永田康次容疑者(50)を詐欺容疑で逮捕していたことがわかった。

 永田容疑者は「100%合格できる同窓会ルートがある」とウソを言って信用させていたが、結局、受験生は不合格だった。翌年の受験でも、同様の手口で、同じ父親から1300万円を詐取した疑いがあり、府警は余罪を調べる。

 捜査関係者によると、永田容疑者は2007年12月、堺市に住む受験生の父親に対し、「自分は同窓会ルートで絶対的な力があり、有力者に頼んであげるので、大学に5000万円寄付してください」などとウソの説明をして、内金として1310万円を詐取した疑い。永田容疑者は調べに対し、「金は受け取ったが、だますつもりはなかった」と容疑を否認しているという。

 受験生は08年1月の入試を受けたが不合格となり、永田容疑者は「大学の理事から横やりが入った」と釈明。父親は今年の入試でも再び依頼し、さらに1300万円を支払ったが合格せず、今年9月に告訴、府警が今月28日に逮捕した。

 父親は知人から、「近大医学部に顔が利く人がいる」と永田容疑者を紹介された。永田容疑者は1995年の府議選に無所属で立候補、落選したことがあり、父親に「有力政治家の秘書に知り合いがいる」などとも話していたという。
最終更新:10月29日17時48分

まぁ騙す方も騙す方ですが、お金を払う方も払う方ですねぇ。
まったくこういう輩がいるか何時迄経ってもこういう事件が後を絶たないんでしょうかねぇ。

暗黒の稲妻
BGM:Book and a Cover(BySuzannne Vega)