解散前夜の麻生首相、自民党幹部らと最終調整
7月20日23時11分配信 産経新聞

官邸に入った麻生太郎首相=7月15日午前9時43分、首相官邸(酒巻俊介撮影)(写真:産経新聞)
 麻生太郎首相(自民党総裁)は20日夜、東京・永田町の党本部で河村建夫官房長官や細田博之幹事長ら党執行部と会談した。

 首相は21日午後の衆院解散を控え、次期衆院選の自民党マニフェスト(政権公約)について「思い切った、国民が納得できるものを作るように」と述べ、「安心社会の実現」などを柱に民主党など野党との差別化を図るよう指示した。執行部は取りまとめを急ぎ、来週中に公表する方針だ。

 また、解散に先立って21日午前11時半から党本部で開かれる両院議員懇談会について、方針通りマスコミに非公開とすることを確認した。首相は懇談会で東京都議選など地方選6連敗を謝罪し、党が結束して衆院選に臨むよう呼びかける方針だ。ただ中川秀直、加藤紘一、武部勤の各元幹事長ら反麻生勢力は地方選6連敗の総括などを求めて首相を徹底追及する構えで、紛糾する可能性もある。

 首相は21日朝の閣議で解散の意向を正式に表明し、閣僚が解散の閣議書に署名する。これを受け、衆院本会議が午後1時から開かれ、河野洋平議長が解散詔書を読み上げ、衆院は解散される。その後の臨時閣議で「8月18日公示、30日投開票」が正式決定する。首相は午後6時から記者会見を行い、選挙戦に臨む所信を述べる。


麻生さん取り敢えずはお疲れ様でした(w。

暗黒の稲妻
BGM:夢うつつ(By村八分)