パワーポイントがハッカーの標的に=マイクロソフト
5月13日15時54分配信 ロイター

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 5月12日、マイクロソフトはパワーポイントがハッカーの標的になっていると警告。フランス・ストラスブルグで2007年4月撮影(2009年 ロイター/Jean-Marc Loos)
 [ボストン 12日 ロイター] 米マイクロソフトは12日、プレゼンテーションソフトのウィンドウズ版パワーポイントがハッカーの標的になっているとして、パッチを公開した。
 また同社は、アップルのマック型パソコンもハッカーの標的になっているとしているが、こちらについてはハッカーが積極的に攻撃していることを示す根拠はまだ見つかっていないと述べた。
 マイクロソフトは、この問題の危険度を最高レベルの「クリティカル」に指定した。
 世界最大のセキュリティソフトメーカーであるシマンテックによると、ウェブサイトからダウンロードしたり電子メールで受信したウィルスに汚染されたパワーポイントファイルを開くと、利用者のアカウントに許可されているすべての作業をハッカーが行うことが可能になる」(シマンテックの調査担当者)という。
 マイクロソフトは、マック版パワーポイント用のパッチを公開していないが、同社スポークスマンは現在ソフトを開発中だと説明した。

脆弱性を突いた攻撃のようですが、一刻も早い対策をお願いします>マイクロソフトさん

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