名詞・[自分自身]
自分自身がどんな人間か自分自身で理解して、決めつけるのはつまらない。
自分自身がどんな人間でどんな感情を持ちその感情を見せなければ、その人間は人形と同じ。
つまらないおもちゃに人が寄らないのと同じように、つまらない人間に人は寄らない。
自分自身というのは一種の価値であり、自我を売り出すための商品である。
例えば、素晴らしい歌声を持っていたとしても、自分自身で歌に自信がなければその人の自分自身の商品価値は下がってしまうだろう。
例えば、人よりノロマでも直そうと努力出来るのならその人の商品価値は上がるだろう。
私は辞書。商品価値は自分自身では決められない。人に決めて貰う「物」だ。
私に「自分自身」という定義は無い。
自分自身、名詞。
自分の価値を外へ売り出す外界とのツール。