今回の草はペッパーです!


恐らく殆どのご家庭にあるでしょう。

スパイスの王様です。


コショウ科コショウ属

学名は(Piper nigrum)。

和名はご存知の通りコショウです。


古代ギリシア時代にはヨーロッパに伝わっていて、中世では同重量の銀と交換できるほど価値がありました。

このコショウを求めて大航海時代が始まり、コロンブスがコショウの原産国のインドを探してアメリカ大陸へ辿り着いたことは、誰もが小さい頃に学んだでしょう。

原産国のインドの文献には、紀元前500年前から栽培されていた記録が残っているそうです。


効果・効能

消臭・防腐・消化促進・殺菌  かつては健胃や腹痛にも使用された。


さて、ペッパーは加工法によって名前や風味が変わります。

緑茶・紅茶・烏龍茶みたいなものですね。

長くなるので、お茶についてはまたの機会に。


1・ホワイトペッパー

実の果皮を剥い乾燥させたものをホワイトペッパーと呼びます。

一般の家庭にあるのはこのホワイトペッパーか、白&黒の混合胡椒でしょう。

風味はなめらかで、マイルドです。

主に、魚料理やグラタン・ホワイトシチューといった、白い色の料理に使われることが多いです。

また、カレー粉やソース・ケチャップなどの調味料の主原料にもなっています。


2・ブラックペッパー

実をそのまま天日乾燥させたものをブラックペッパーと呼びます。

これも結構知名度は高いかと。

他の胡椒よりも風味が強いので、好き嫌いに分かれるかと思いますが・・・

私は 胡椒=黒胡椒 という程黒胡椒が好きです。(特に粗挽き)

肉料理をはじめ、野菜炒め・スープ・サラダ・ラーメン・スパゲッティなどに使われます。

最近はおつまみやお菓子でもよく使用されているのを見かけますね。

※余談ですがカルボナーラは、ブラックペッパーが炭の粉に見えるため、炭焼き風の という意味のカルボナーラと名付けられました。


3・グリーンペッパー

実を熱処理して機械乾燥させたものをグリーンペッパーと呼びます。

風味は爽やかです。

田舎ということもあって、店でもあまり単体で見かけることはありません・・・

なので、単体で何の料理に使われるかまでは分かりません。Σノ∀`;)

私が知る限りで市販されていたのは、ペッパーミックスという商品です。

確か、黒・白・緑・ピンクが入っていました。


以上がコショウの実の加工方法による種類です。

以下は、ペッパーと名前は付きますが、別の植物から採れます。


・ピンクペッパー

ウルシ科のコショウボクの実です。

コショウの実に似ていて赤いです。

辛味成分はありませんので、彩りに使います。

コショウの赤く熟した実を機械乾燥させたものや、バラ科のセイヨウナナカマドもピンクペッパーとして出回ることがあるそうです。


・ロングペッパー

コショウ科のロングペッパー(インドナガコショウ)の未熟果を乾燥させたものです。

用途は黒胡椒とあまり変わらないみたいです。

コショウの実とは違い、細長いです。


今回はここまでにしておきましょう。

それでは、また次回に。 (。´ω`)ノシ