よく、『何のために生きているのか分からない。』といったことを耳にします。
・・・自分が何のために生きているのか本当に知りたいですか?
全てのことに理が無くては気が済みませんか?
それならば、貴方には世の中の全ての真理が書いてある辞書を差し上げましょう。
と言われたら、貴方は受け取りますか?
私も自分が何のために生まれてきたのか、何をすべきなのか、どういう人生を歩むのが正しいのか、さっぱり見当もつきません。
ですが、その答えを知りたいとは思いません。
だって、想像してみてください。
貴方の生きる意味が決まっていたなら、それで満足しますか?
不変の結果が待っているのなら、そこに希望が見出せますか?
・・・そんなの、つまらないだけでしょう?
確かに世の中は常に移り変わり、今まで自分が信じてきたことが急に信じられなくなることもあるでしょう。
世の中は理不尽なもの。
1000個願って1個叶えば儲けものでしょう。
辛いことも何度も起こります。
人生を投げ出したくなることも多いでしょう。
幸せとはほんの些細なものです。
真っ暗闇の中輝くそれは、ほんの僅かに光っています。
よく見なければ見失ってしまう光。
辿り着くまでに転んだり、遠回りをしてしまうこともあるでしょう。
でも、だからこそ小さな幸せを探していくのが面白いのではないでしょうか。
・・・自分だけの人生を記した辞書を探して、僅かな光を見逃してしまうのは勿体無いことです。
・・・でも、気付きませんでしたか?
貴方は生まれたときからもう既にその辞書を持っているのですよ?
ただあまりにも頁が多すぎて、読み終わる頃には寿命が尽きる頃になりそうですが。
・・・私はそう考えています。
夢が叶えば一時の満足感と共に喪失感が訪れる。
だから人は新しい夢を見る。
人生の意味を見つけるのは容易い事なのかもしれない。
でも、探し続けている今が一番幸せなんだと思う。