手の平で消えてしまいそうな蝶
彼女と営業前の僅かな時間 仕事場をお互い抜け出して会う
お店の中とではまた違った顔を照れながら見せてくれて
なんとも中学生に戻ったかのような恋の初々しさをかんじる
営業中とはまた違う
しかしながらオーラの強さは変わらず
一歩引いてしまうくらいまぶしい
その日は恋に焦がれて 気持ちが一つになり何の理由もなく会うことに
そして次ゆっくり会える日を約束した
俺は幸せ極まりなかった
前の彼女のことなど一瞬で忘れ去っていた
あの指を詰めようした覚悟でさえ
この時は吹き飛んでいた
それだけ魅了されていた
このうつくしい蝶に…
しかし彼女の魅力は内面にも強くあった
良い部分わるい部分をひっくるめても魅力の内だろう
それは徐々に蛹から蝶に変貌するかのように頭角を出していくことになる
もはや垣間見えてくる不安と幸福が絶妙に交差する
時限爆弾を持ったような生活がスタートしたといってもいい
考えてほしい
彼女の様な特別な存在の人間には必ずや
その存在を疎ましく思う影があるということを
仮に絶大な力をもった能力者
アスリートやデザイナー
彼らの周りには根強いたくさんの同志が集う
しかしその反面 敵対を持つモノが必ずいる
どんな人でもだ
光と影の存在そのものなのだ
彼女のことについては少しずつ記していこう
とにかく今まで出会ったことのないオーラの正体がわかってくる
ブログを書いている今日5月22日ですら 彼女のすべてを理解できていない
非常にむずかしい
俺のひとりよがりも織り交ぜ すれ違う
もはや彼女は人間ではない
人間の形をした化け物なのかもしれない
そう感じている