それから
俺は夜の仕事に手をだすことになる
ブログをはじめたのも気をまぎらすためだった他ならない
結局恋愛に対して深い傷を負った自分は何に対しても
前の失恋をまぎらわす余興にすぎなかった
昔の俺に戻ってしまった
知らない女を何人と抱いたりもした
本当に今考えても情けないしガキだ
時は経ち彼女と別れてから半年近くなっていた
前の夜の仕事の先輩と飲みにいくことになりおすすめの飲み屋に
かるいお触りのお店であったが ここは指名料をとらないから気に入った娘がいたら速攻ボーイに言えと先輩に言われ店内に
入った瞬間に奥で今まで出会った女性 または夜で何百といる夜の蝶とは一線を画する程 光放たれた女性がいた
名前も知りもしない テーブル番号でそこにいる女性を自分につける様にとボーイに指示する
後ほど彼女は現れ 見たこともない妖艶さに惹かれてしまった
子供と大人の狭間にいるかのような不思議なオーラ
初対面の彼女も逆に不思議がっていた
いきなりの場内指名でびっくりしていたのか…
俺の体の上に座るなり
「綺麗な顔…」と手で顔を触るなり
今までの女にはなかった緊張感が走る
らしくもないが躊躇してしまった
普通なら割り切ってその場で女性をもみくちゃにして酒を浴びるのだが
されるまま彼女のペースにハマッてしまった
そんな中でも会話はあり
共通する部分があった
それは「モノ造り」
彼女は将来 それを造り人のためになりたいというのだ
お昼もその職で働き 資格を取得するために夜の世界に生きているのだという
理由はどうあれ道が共鳴したのだ
帰り際に彼女がいう
「付き合えたらいいな…」と
彼女の魅力に入れられたが俺は俺で
「営業」だろうとかるい気持ちでいた
だが正直な気持ち
嘘でもいいから溺れたいという願望があった
こいつとだったら一緒に夢に向かって歩んでいけると感じたから
後日にメールを送ることに
そしたらとんでもないアプローチが
お互いに時間が作れない中であったが
その僅かな時間に待ち合わせをして会うことになる
続く