おはようございます。

DJ Toshiです。

 

 

今日は土砂降りですな…

 

カッパに自転車の息子、

心配しつつ送り出しました。

 

梅雨本番てとこですか。

 

恵みの水でもあるけど、

皆さんも水害に気を付けて。

 

 

久しぶりにやる気になって

筋トレしました。

 

胸と腕がパンパン。

 

効かせ方は知ってるので

なるべく短時間で効率のいい

筋トレメニューにすれば

きっと長続きするはず。

 

僕は決して

筋トレを楽しんでいませんので(笑)

 

バキバキになろうなんて

もはや思ってもいませんよ。

あくまでもオッサンの健康維持。

 

ムリせずやりましょか~

 

 

 

さて、

 

今日は難しいタイトルつけました。

 

『隔靴掻痒』

 

(かっかそうよう)と読みます。


 バジリスクタイムではありません(笑)

 




意味は、

靴の中の足が

痒くてどうしようもないような状態。

 

つまりは痒いところに

手が届いていないもどかしい様。

 

 

これの対義語は

『以心伝心』

 

皆さんご存じの通り、

言わずとも思いが伝わっている様。

 

 

昨日の出来事は

まさに隔靴掻痒であることが

ハッキリしてガッカリしたという話。

 

 

以前からここでも

少し触れたことがありますが、

 

僕には子どもの頃に

半分養子同然でお世話になった

叔父と叔母がいます。

 

叔母は昨年、叔父は今年、

二人とも他界しました。

 

二人には子供がおらず、

年老いた叔父夫婦を気にかけて

頻繁に様子を見に行っていたのは

暗黙の了解で僕の役目でした。

 

 

叔父の施設入りと入院、

叔母の入院、

二人の葬儀の手続きから

家の片付け、区役所の届け、

電気、ガス、水道、固定資産税、

ありとあらゆることを

僕が一手にこなしていたわけです。

 

叔父は僕の親父の兄貴。

親父は亡くなっていて

兄妹である二人の妹(叔母)も

もういい歳になって

出歩くのも億劫なわけで。

 

次男の長男ということもあって

この役を買って出たわけです。

 

 

実は昨日は

叔父が残した遺言書を

家庭裁判所で開封する日でした。

 

僕が叔母から預かっていたわけですが、

開封したら無効になるので

この日まで預かっただけ。

 

何が書いてあるのか、

知るのは叔父、もしくは叔母も。

 

 

しかしながら叔父は認知症になり、

叔母は書いてある内容を忘れたと…

 

そんなことある?(笑)

一応大事なもんでしょうに…

 

20年ほど前に

叔父が元気な時に

喋りたがりの叔父が

遺言書を書いたとベラベラ教えてくれたけど、

もちろん中身は聞かされていません。

 

そもそも甥である僕が

知る必要はなかったけど

子どものいない二人の未来を

 

本人たちがどう考えているのかは

ずっと気になっていました。

 

 

叔父がその頃に

唯一発した言葉が、

 

『遺言書も書いたし、

 あとはお前に任せるからな!』

 

 

あの頃、

独り者でもちろん子どももいない

この俺に何を任せるのか…?

さっぱりわかりませんでした。

 

ただ、

子どもがいない二人の世話をしている中で

後々は家のことやら何もかも

お前に任せるという意味なのかもと

勝手に思った訳です。

 

 

いや…誰でも思うでしょうよ(笑)

 

自分に子どもがいなければ

すべてのことは残った者が

嫌でもやるわけですから…

 

 

二人には本当の親のように

愛情を注がれた記憶しかありません。

そういう意味では恩返し。

 

ぶっちゃけ、

資産が無いことも知ってたし、

逆に生きてるときから

生活費の心配すらしていました。

 

案の定、

二人が具合が悪くなった頃、

叔母が動けなくなりそうだったので

僕がお金の管理を買って出たとき

預金残高を見てびっくりしました…

 

叔父の施設、叔母の入院費、

どれだけ長引くかわからない中で

足りない可能性の方が高い…

 

区役所に相談しましたよ(笑)

そういう場合は

生活保護という手もありってことで。

 

いやマジで…

こんな悩みを甥がせにゃいかんの?(笑)

 

 

あ、話を戻しますね。

 

 

で、要するに叔父のセリフから

僕に全て任せるという遺言だと

薄っすら思っていたんですが、

 

その中身は…

 

すべての財産は妻、

つまり叔母に渡すと。

 

 

普通で当たり前のことを

仰々しく書いてあっただけという

 

ずっこけるオチ(笑)

 

 

え?それだけ?

 

あんた…

自分が先に死ぬことしか

前提になかったんすか?

 

子どもおらんの自覚してる?

その後はどーすんの???

 

 

いやね、

ほんまに財産なんて無いんよ(笑)

そんなことはいいんですよ。

ギリギリでもお金が間に合えば。

 

だからこそさ、

残った者が苦労するわけじゃないですか…

 

こんな当たり前のこと

想像したらわかるじゃんよ…(笑)

 

 

正直嫌な予感はしてたんですよ。

 

だってあの自分勝手で

偏屈な叔父だもんな…

 

あたかもすごいことをやったみたく

遺言書を作ったことを言いふらしてたけど

自分の妻に財産を渡すことなんて

黙って遺言しろって話よ(笑)

 

 

でまぁ、

結果的に叔母は先に亡くなってるので

この遺言書は無効という…

 

ほんましょーもないわぁ…(笑)

 

 

なので通常の遺産相続となり、

僕以外の相続人に承諾を得て

僕一人が相続することになりましたわ。

 

何度も言いますが、

資産が無いんですよ(笑)

築80年ぐらいの家があるだけ…

 

その処分やらなんやら

手続きの方がどれだけ大変か…

先祖代々の墓もあるし…

 

掛かる費用の差引でトントンですわ…

 

すべて終わらすのに

あと一年ぐらい掛かるかな…

 

 

とまぁ

隔靴掻痒を

地で行く叔父の性格。

 

考えてみれば

そういう性格だったことしか

思い出せない(笑)

 

本当の親父だったら

きっと大喧嘩して

縁を切ってたかもしれん(笑)

 

そういうとこよ…

 

 

頻繁に会ってる血族でさえ

その人の性格によっては

以心伝心とはほど遠いわけです。

 

僕の思慮深さについてこれるのは

うちの弟ぐらいでしょうか。

まぁ一人ぐらいいてもらわんとな(笑)

 

他人と以心伝心なんて

ほぼあり得ませんからね。

 

そんなものはアホなカップルの

戯言ぐらいに思った方がいいですね。

 

 

やっぱり何でも

言葉で伝えることの大切さですよ。

 

人の気持ちに寄り添った言葉を

ちゃんと伝えることが

その先の相手の未来を幸せにします。

 

 

叔父もさぁ…

 

何が『お前に任せる!』だよ…

 

まじでいい加減にしてもらいたいわ(笑)

こんな任せ方あるかいな!?

 

苦笑いしか出てこない…

 

死んでもなお

困った叔父の話でした(笑)

 

 

皆さんも将来のこと

ご両親と真剣に話しといたほうが

 

あなたの身のためですよ~(笑)

 

 

ではでは、

 

しーゆーねくすとたいむ