私は産婦人科医・小児科医ではないんですが
医療関係者ではない友人からは
「出産もお医者さんだから安心だよね~」
や
「病気になっても自分で診察できるからいいよね~」
といった意見が出がちですが
いやいや、そんな事ないんですよ

私の産婦人科・小児科知識は学生時代の勉強と研修医時代に見たものでストップしています。
学生時代に勉強することは年数が限られている以上、どうしても偏りがちです。
ざっくり言うと
・頻度が多い疾患
・頻度は少ないが、命にかかわる疾患
・頻度は少ないが、症状などが特徴的な疾患
この3つの特徴を備える病気について学ぶことが多いです。
しかも、その時主に学ぶのは他覚的所見、つまり「医師から患者を診た時、どのような症状や検査結果が出るか」ということに重点を置いています。
出産で言うと、正常出産がだいたいどのような過程を経て、何時間ぐらいで終了し、妊娠中や出産後にどういった症状が出るとこういう合併症の可能性があるのでこういう治療をしなければいけないということは勉強しますが
陣痛がどんな痛みでどれくらい続くとか、出産後の悪露はどのくらいの出血がどのくらいの期間続くかとか、あるいは妊娠中の乳房マッサージの方法とか、そういった事はほとんど勉強しません。
学生時代はもちろん前者ばかり覚えていたわけですが、実際に妊娠すると知りたいことは後者のほうばかりだったんですよね。
だから妊娠中は結局た○ごクラブやらの特集本だったり、妊娠出産の漫画エッセイだったり、そういう本ばかり読んでいました。
そのくせ重大な合併症やらの知識は中途半端にあるので、心配は人一倍してしまうという…
女医の出産、本当に因果です。
旦那には内緒でしたが、そんなわけで出産直前にはこっそり遺書を書いていました。
まあ使う機会がなくてよかったですわ
