ビリヤード

酔いに任せて

もてあそんだ言葉は

ひとりでに

窓をすり抜けてった


そのうち

宙返りでもして

戻ってくればいいんだと

そう思うのは

一種の駆け引き

夕陽

生きたロックンロールを

吸い込んだ

あの夜は

脳天から染み付いて

離れない

離せない

アルコールさえ

ただの液体と化す


朝になってしまえば

過去形のパーティー

余韻を引き繋ぐ為に

あたしは

あたしを

瞑る

IceCandle

もうすぐ空けていく

残りわずかな夜空に

あなたは

星を一つ

そっと描き足しました

地上より

高いところを望んだ

あなたの意志で




辛かったんでしょう

どうか

もう苦しまないで




R.I.P

queen

何が存在して

何を信じるのか


自分が誰で

あんたは何者で


向こうにいる少女

幼いままなのはなぜ


頭の中の物語が

世界に滲みだしたとき

有るはずのない物まで

混じってしまうんだ

夕陽

燃えるような夕陽は

そこに広がる森を

焼き尽くすのかもしれない

Skinhead

煙りあがる銃口

鳥の羽音が響く

遠くに鳴るサーカスの歌は

悲痛でしかない


散々泣いた後の睡魔

戯れる犬の光景

ビリヤード台の上

マタドールの挑発


第三世界の空想が

ドラッグディーラーの仕事

あの子はあの子で

完璧に仕立てあげてる


銃弾に込めた麻薬

コカインまみれのドル札

病んでいるのか

楽しんでるのか


狭間で揺れるのは誰?

chocolate cake

honey's chocolate

midnight party

クリームソースは好きなだけ

グラスを溢れる

安物ワイン


cigar like candy
under the stardust

苺はてっぺんに飾って

甘い夢を

食べてみようか

candle

ぼやけた明るさで

バスタブに浮いてる

だらりと垂れゆく蝋は

水中に呑まれる


1センチの火遊び

それが

あたしの気休め

チバ

モンキーダンス

リーゼントが歌う

ドクロとダイス飾った

テネシーローズ抱えて


崩れ落ちたあの日

遅過ぎたかもしれない

見つけた頃にはもう

影しか残らない


失速したリズム

奏でるのはジャズまがいの

大人びたR&R

悲鳴にも似た重圧

咲いた花はそれでも

枯れることを知らない


ダイナマイトぶちまけて

足らないなら要らないから

谷底に突っ込むくらいの

覚悟ならできてる

連れてって欲しいんだ

ブラック・ホールまで


マリアに

ラッキーストライク

それは変わらないんだろう

稲妻

リキュール10ガロン

言葉遊びで笑う

リベットだらけのレザー

sevenstar loves you


稲妻の中で散ったのは

苺柄のベリーセット

鏡と太陽で燃える紙切れが

風に乗って

どこかへ消えたよ


シベリアの狼は

何も知らない

sevenstar loves you