そして。 | ☆Sexy-Devil☆

そして。

1時過ぎに電話は鳴った。



携帯を握りしめたままウトウトしていたあたしは、何事もなかったかのように通話ボタンを押す。



「もしもし。。。」



聞こえてくるその声は今日も優しく、いつもと変わりなかった。



ひとしきり話をして、「おやすみ」と電話を切る。



特に用事があったわけじゃない。あたしとおしゃべりするためだけに、彼は電話をしてくれたのだ。



そんな彼の気持ちが嬉しくて。



嬉しくて、泣き出してしまいそう。



決して結ばれることのないあたし達だけど、いつでもお互いを大切に想ってる。



そんな距離が心地よくて。




心地よくて。嬉しくて。



彼の身体の感触を思い出しながら。




あたしは独り、眠りに落ちてゆく。。。