☆Sexy-Devil☆
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もっと。もっと。

愛して。愛して。





強く抱いて。





もっと中まで。もっと奥まで。







あなたの手が。あなたの指が。あたしの身体に爪をたてる。





背中に。胸に。あたしの身体に、無数の赤い傷が付く。






いいよ、もっと。





もっと。いっぱい。メチャメチャにして。







あなたのその目。気持ち良さそうなその表情が好き。








ねぇ、お願い。





あたしの中で、もっともっと気持ち良くなってね。





もっと。いっぱい。あたしと一緒に、気持ち良くなって。





もっと中まで。もっと奥まで。






薄れゆく意識。






絶頂の悦びを、あなたと共に。。。




約束。

彼は言う。「今度、遊びに行くから。」




わかってる。わかってるよ、それがどういうことなのか。




「飲みたいな。そうだ、亜理の家で飲もうか。」




ホントは、飲みなんてどうでもいいくせに。




飲むだけ?飲んだらあなた、どうやって帰るの?




帰る気なんてないくせに。








あたし達は。夜の関係。




あたしは昼間の彼を知らない。




どんな顔で。何処で働いているのか。




そんなのどうでもよかった。





あたしを優しく抱いてくれる。メチャメチャにしてくれる。




それが。あたしの知ってる彼の全て。。。










「じゃあ…週明けにでも。」




交わされる約束。




離れた二人の間に流れる優しい時間。




ねぇ…、お願いね。




次もまた、いっぱいいっぱいあたしを愛してね。




優しく抱いてね。




飲んでばかりじゃイヤよ。




いつもの様に、優しくキスして。




もっともっと、メチャメチャにして。。。


そして。

1時過ぎに電話は鳴った。



携帯を握りしめたままウトウトしていたあたしは、何事もなかったかのように通話ボタンを押す。



「もしもし。。。」



聞こえてくるその声は今日も優しく、いつもと変わりなかった。



ひとしきり話をして、「おやすみ」と電話を切る。



特に用事があったわけじゃない。あたしとおしゃべりするためだけに、彼は電話をしてくれたのだ。



そんな彼の気持ちが嬉しくて。



嬉しくて、泣き出してしまいそう。



決して結ばれることのないあたし達だけど、いつでもお互いを大切に想ってる。



そんな距離が心地よくて。




心地よくて。嬉しくて。



彼の身体の感触を思い出しながら。




あたしは独り、眠りに落ちてゆく。。。