政府が転売を禁止したのに、相変わらずマスクの品薄状態は改善しないですね。
感染予防のために買い溜めする人がたくさんいるみたいです。
欧米ではマスクは病人と医療従事者がつけるもので、感染予防に効果がないと考えられていたみたいですけど、その認識も変化してきているようです。
そんな状況になっているので、ちょっとネットで調べてみたら、マスクの予防効果って、期待するほど高くはなかったんですね。
不織布のサージカルマスクは飛沫感染を防ぐことができるみたいですが、時間が経って水分がなくなった飛沫核になると、ウィルスとかの直径はずっと小さいのでマスクでは濾過できなくなるみたいです。
今、海外でマスクの着用が見直されている理由は、感染者からウィルスが拡散することを抑制する効果の方みたいです。
私は専門家ではないので詳しいことはわかりませんが、水分がなくなった飛沫核を防ぐことができないとなると、一日中つけているような普段のマスク使用状況を考えれば、マスクの表面に飛沫核が付着してしまうと、そこから感染することがありうるみたいですね。
感染した人がマスクをしていた場合はどうでしょう。
飛沫の拡散は防止できても水分がなくなれば飛沫核になります。
それはマスクの裏面にある状態から、マスクの表面へ拡散したり、体内に戻ったりするのでしょうか。
なんか素人考えだけど、感染した人がマスクをしていた方が、感染拡大を少なくできるような気がします。
そうなると、感染していない人が予防のためにマスクを買い溜めするよりは、感染した人だけでなく、感染した可能性が高い人、感染者が増加している地域に住んでいる人全員がマスクをした方が感染拡大のリスクを減らせるということになります。
一定の距離を置くソーシャルディスタンスが意識されていますが、それを補強できるのではないでしょうか。
1世帯2枚の布マスクを配布する政府の策を無駄とは言いませんが、どうせやるんだったら、不織布マスクを政府が買い取って全国民に配給し、外出時のマスク着用を義務付けるくらい徹底してほしいです。
その方が効果が高いのではないでしょうか。
目に見えないウィルスと戦わなければならない非常時、まさに挙国一致の政策です。
一人でも多く命を救うための決断を期待したいです。
