壁

心に壁を作れる人は

傷が浅くてすみます


心に壁を作れない人は

深い傷をおいます



心に壁を作れる人間は

傷をおった人を見ても

知らないふりをしたがります


冷たいわけじゃない

関わりたくないだけじゃない



怖いんです



同じ痛みを知らないから

どんな言葉をかけていいかすら
わからないのです



壁を作り生きてきたから

踏み込むのも怖いのです





つまらない人です



傷は浅く楽かもしれません



自分を守るばかりじゃ
何も見えないのに



愛する人を救う術すら
知り得ないのに



臆病者が増えました





深い傷をおい…

それでも壁を作れずに

生きるあなたは強いのです




どうか泣かないでください


人は弱いから
武器を持ちたがります



自分を守る盾…

相手に切り込む剣…



どちらも持たずに

旅を続けるあなたは

勇敢なのです


深い傷をおっても
自分で自分を癒やしながら…

深い傷をおった自分を
馬鹿だと泣き笑いながら…


それでもあなたは
武器を持たない

馬鹿なわけではないのです

ただ真っ直ぐなだけなのです

上手く生きる術などいらない

あなたは強いからなのです



どうか自分を
誇りに思ってください



たとえどんなに傷ついても

武器を振り回す弱い人間に

何も持たずに挑めるあなたを

私は誇りに思います

僕の詩

前向きなような

そうぢゃないような日記


誰かが読んでくれて…

元気を出してくれたら

とても嬉しいんだ



でもね

少しだけ弱音を吐かせてね



本当は…

自分自身に

言い聞かせてるのかも

しれない…



誰も教えてくれなかった

誰も助けてくれなかった



だから自分で見つけた

自分なりの答え達…



死が訪れないから

生きるしかない…



生きるために

見つけた言葉達



僕はただの弱虫なんだ

自ら死を迎える勇気すら

ないだけなんだ…



だからただ詩うしかない…




こんな僕ぢゃ

誰も救えない




でもなぜなんだろう？

傷つき苦しんでいる人に



どうかいかないで



そう願ってしまうんだ



僕は弱虫だから…

一人になりたくない

ただそれだけなのかな？



顔も知らないみんなを

　"戦友"　だと

思っているのかな？





これからも僕は詩うから



どうかいなくならないで



僕を一人にしないで…



僕の心は粉々で

砕け散って

もう元には戻らないんだ



それでも心をかき集めて…



明日も詩うから



君はただ明日も…



息をしていて…

悲しい現実

ここに来るまで
知らなかったこと


こんなにも
苦しんでいる人が
たくさんいすぎること…



世界は平和そうに見える


日本は平和だと言われる



でもみんな知らないだけ

知らない場所で
今も戦争は続いている


日本は戦争こそ
しないようにしている…


でも蓋をあけてごらんよ？

みんなの叫びを
聞いてごらんよ


日本は平和ですか？


生き抜くために
金を稼ぐことは覚えた


目に見える欲に負け
心をなくした


心をなくした人間は
心を捨てられない人間を

利用し…傷つけ…

人の心さえも手に入れ
支配しようとする


ならば
心をなくしたほうが楽だと
心を捨て続ける人間…


それでも
心を捨てられない人間は
傷だらけになって
ただ死を待つしかない…



それでも日本は平和ですか？



胸が痛い…

私に何ができるっていうの？


みんなを救いたい…

でもそんな大それたこと…
できるわけがない



ただ願うこと…
それしかできない



みんな…ごめんね

どんな力があったら
みんなを楽にできるのだろう？


でも…聞いてください


私はあなたと同じです


心をなくした人間の


　"普通"　に


惑わされないで



私達が"普通"なんだよ



傷や痛みは違くても…
みんな仲間なんだ


生きてるから痛いんだ

だから死を願ってしまうんだ

あなたの痛みは
生きてる"証"


痛みを感じない人間ほど
哀れな生き物はいないんだ


わかるでしょ？

私達が"普通"だってこと



だから忘れないで


一人ぢゃない


私はみんなの叫びを見て
胸が痛い反面…


"みんなここにいたんだ"


そう思ったんだ



私はあなたの仲間だよ


あなたが痛い時は…

私も痛いから


私はずっとここにいるよ




苦しんでいる人が

いすぎること…

悲しいこと


でも心ある人間が

たくさんいること



負けないで

みんなでもう少しだけ
生きてみよう