2004年11月末・総合病院に入院した時に出会った、隣のベッドにいたIさん。


私よりも1日前にOpeを受けたIさんは、入院中私に勇気と元気をくれました。




そのIさんに6年ぶりに会いに行きました。






キッカケは、昨年秋に行った美術館での事




Iさんが美術館でお仕事をされている事は入院中に話の中で聞いていて、いつの日か会いに行きたいと思っていました。




たまたま 我が家の隣家のSさんに誘われ 一緒に美術館へ出向く機会ができたのです。



その日Iさんは勤務がお休みで会うことができませんでした。
電話番号さえ交換していなかった私達でしたので、その日 美術館にいた方に私の名刺を渡し、Iさんへの伝言をお願いしました。





昨年12月にIさんから電話を頂き、懐かしい声と再会することができました。
お互いの近況を話し 年明けの春に美術館で会う約束をしました。





今年の2月、Iさんから御手紙を頂きました。



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その手紙には美術館の特別展への招待券が2枚同封されていました。またIさんの勤務日程のカレンダーも入ってました。


そして きょう


美術館へ足を伸ばす事になったのです♪


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受付には懐かしいIさんが♪

6年前と全く変わりない笑顔のIさんが出迎えてくれました。


ゆっくり見ていらしてね♪

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ここの美術館一階の展示室はスリッパを脱ぎ上がります。床に座って鑑賞出来る空間になっているのです。


静寂の中に凛とした空気と、暖かみの有る宮脇綾子さんのアプリケの世界。
時を超えた古布が花となり魚となり形を変えて語りかける69作品。

宮脇さんの はり絵日記5点。




そして秋野不矩さんの作品10点。



2階の廊下
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1階の廊下(珪藻土で塗られている壁や床)
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何処を歩いてもスリッパの音は決してしません。

ホントに声を出さなければ静かな静かな空間です。



全てを見終わって、宮脇さんのアプリケの絵柄が入った一筆箋を購入し、受付の場所から離れたIさんと少しお話をし、またいつか会う約束をして別れました。


6年間の空白があったとは思えないほど すんなり話ができた私達でした。


Iさんは あのOpe後、また違う理由で入院をしたとか・・・入院は何度もしていて慣れっこになってるからって電話で話していたけれど、

私も子供達が幼い頃に何度か入退院を繰り返し、腹水が溜まり命の危機を経験した身なので、Iさんの大変さもわかるし、Iさんも私の苦しみを理解してくれているからこそ、お互いの気持ちが通じ会うのかもしれない。


言葉ではなく心。


沢山の言葉はいらない。



Ope前日に私に貸してくれた1枚の白熊親子の写真に添えられていた言葉は

「大丈夫」


どなたかの詩だった・・・・・


内容は忘れましたが、何度か繰り返される言葉は

「大丈夫」


Ope台の上で 麻酔のマスクをあてられて ゆっくり数を数えて2つ目に左目から伝う涙・・・


「大丈夫」


3つ目には私は眠りに落ちた




4時間





麻酔から覚めた私を 笑顔で迎えてくれたIさんが忘れられない。



また会えて良かった。

ほんとに


ほんとに




嬉しかった♪