神田明神を去る。そして、面接へ…。 | 闇の輝き ~転職・婚活その他日記&エッセイ~

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彼女いない歴=年齢、仕事も失った31歳の私の、過去分析・人生計画他呟きのブログ。

さて、神田明神を後にし、私は面接会場に足を向けていた。しかし、今回受ける企業の会場時間は16:40で、説明会の開始時刻が16:45と、わずか5分しかないせっかちな企業であった。しかも、時間も余裕があり、15:20には会場付近に着いてしまった。

で、時間を潰す為、周囲を見回していると、会場付近にプリントアウトした地図を持ちながら寒さに震えている青年がいた。「彼は私と同じ会社の求職者で、このまま待ち続けるつもりなのか…?まさかねぇ。」なんて思いつつ、私はベローチェにてブレンドを飲みながら面接時間まで待機していた。そして、時間となり会場へ行くと…。やはり、先程の彼が会場に座っていた。まぁ、価値観は人それぞれだけど、真冬の1月に1時間以上も無意味に立ち尽くす彼の根性も中々の物である。

早速、わずか3名のみの説明会が始まった。なお、この企業はリクナビNEXTにて勤務地を埼玉・東京23区に限定して見つけた企業であったんだが…。予想外の言葉が聞こえてきた。

社員「現在募集中の事業所は、富士宮と岐阜となります。」

ちげーしっ!!( °д°)
勤務地が全く違うんだが…。私にとって縁も所縁もない所である。私の持論であるが、独身1人暮らしの場合、地方勤務であっても県庁所在地や歓楽街のある中心部、さらに実家や東京に行きやすい所に住むべきという考えがある。そういう所は、その地区の新しい情報や文化が入ってきやすいので、様々な面で自己啓発に繋がることが多分にある。しかし、地方の田舎は別である。はっきり言って、やることがない。友人・知人・家族もいない。遊ぶ所もせいぜい寂れたパチンコ屋だけ。観光地も最初はいいが、何度も行く訳にはいかない。へたすりゃ、それらすらない所も。岐阜は県庁所在地でも過去の人間関係からは絶縁状態になるし、富士宮は富士山近くの観光地。さすがに30過ぎの独身が1人で赴任するにはきつい。大学の先輩が最寄りのコンビニまで8キロ離れた地方に配属されたら辞めちまったこともあるし。まいったねぇ…。しかしまぁ、折角神田明神に行った直後の面接なのに、これだけやる気がなくなるのは何て残酷なのだろう。良さげな企業だったのにな…。

まぁ、面接そのものは真面目に受けたんだが、やはり前の業種とかなり違うこともあり、さっさと15分で切り上げられる始末。そして、1週間後。不採用通知が履歴書と共に届いていた…。


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