Never No Lament
とんでもない曲の量に驚かされるかも知れない。
エリントンオーケストラとしての全盛期として語られるBlanton Webster bandの楽曲が収録されている。
ここでのBlantonとはベースのJimmy Blanton。WebsterとはテナーサックスのBen Websterのことを表している。この二人がエリントンオケに在籍していた時期はとても短いが、彼らの名前が全盛期のエリントンオケの代名詞になっていることから、その偉大さがわかる。
当時(1930年代~1940年代)の時代背景を考えながら聴くとこの曲群のとてつもないすごさがわかる。
オーケストラとしての力量も凄まじい。ソリストはもちろんアンサンブルの奥深さを感じれる。
Ivie Anderson (Vo), Barney Bigard (Cl), Ben Webster (Ts), Cootie Williams(Tp), Juan Tizol(Tb), Lawrence Brown(Tb), Jimmy Blanton(Ba)に特に注目して聴いてほしい。
好きな曲
You, You, Darlin', Ko-Ko, Me and You, Dusk, Cotton tail, Bojungles, The , Sepia panorama, Flaming sword, Flamingo, After all, Pitter panther patter, Raincheck, Chelsea Bridge, Johnny come latelyなどです。
特にKo-KoとCotton tailは一つの到達点として扱われることも多いらしい。確かにすごい。