先月、伊勢のお寺にお参りに行きました。
夫が「この観音様だけは、見るとドキドキするんだよね。」と言うのです。
無事にお参りを済ませて帰ってから、この少し前から感じていた目の違和感を診てもらうために眼科に行った夫。
「網膜剥離だって、直ぐに手術しなきゃ失明するって…」
特に目に何かをぶつけたわけではないです。
ドクターが言うには
「歳です」つまり、老化現象😆
暗い顔をして帰ってきた夫。
幸いにも日本でもトップクラスの医師が最近、最寄駅前に開業していて、その医師と親しい間柄だからと紹介状も書いて、連絡もしてくださりました。
受診したのが、土曜日。
月曜日に紹介先の病院へ向かいました。
外から見てもわかるほどの患者数。
どれだけ待たされるのか?
「紹介だし、早ければ午前中?遅くても夕方まではかからないんじゃない?」
「緊急で手術が必要と言われたんだもの…」
いやぁ〜
待つのにも疲れました!
なんと、受付を10時半にして、会計をして病院を出たのが夜の8時!
ドクターは1人で外来の診察をして、それが終わり次第、1人で手術をするんです!
もちろん、オペナースなどのスタッフはいます。
検査は検査技師が行いますが。
剥離場所は眼球の下の方で、失明するか否かのギリギリの場所。
剥離の原因となる網膜に開いたはずの穴の位置は眼球の上方。
この状態で見えているのは不思議であること。
しかも、この状態でのオペは難しく、治りも遅いかも知れない。
本来であれば2週間の入院で絶対安静です。
そんな説明を受けました。
が、ここは入院施設はない個人病院。
「日帰りのメリットが大きいので、私は日帰りでやっています。難しいオペだけど大丈夫です。術後の方が頑張ってもらう事になりますが。
よろしいですか?」
いやいや、辞めておきますなんて言えません。
夫も「ほっといても治らないんですね?やらないと失明するんですね?」とダメ押しして。
「お願いします」と言いました。
それにしても、こんなに待つなんて思いませんでしたし、ドクターもいつ休んでるの?お昼は食べたんですか?
と心配になるほどでした。
不幸中の幸いと言いますか、ギリギリのところでの診断、トップクラスのドクターへの紹介、しかも、病院は家から近い場所。難しいながらも「綺麗にできましたよ」とオペも成功。
翌日の経過診察も「良好」
これも、もしかしたら、伊勢の観音様のご利益かも知れないと思っています。
「網膜剥離」
好発年齢20代〜30代
進行はゆっくりであり、治りも早い。
好発年齢40〜60代
進行も早く、1日、2日で気づく。
いきなり失明する場合もある。
飛蚊症の様に視界に黒い点が見えるのは、網膜に穴が開いているのが映るから。
その穴から水分が入り、網膜が剥離する。
目に異常を感じたら、直ぐに受診した方が良いです。
剥離し出すと止まりません。
治療は手術しかないそうです。