友達って言える人いますか?
もう、何十年も連絡がなかったのに、「会いたい」と急に連絡が来て集まる同窓会。
お互いに生活も考えも変化していて面白いとは思いながらも、その場だけでした。
「縁は異なものおつなもの」と言う言葉を知ったのは、中学生の時の国語の教科書。
なんとなく思い出しました。
長く生きている間に、お付き合いの幅が広がったり、意外な繋がりができたり。
年齢と共に、生活環境の変化と共に、お付き合いする人が入れ替わっているなぁと思います。
今、大切な人と思うのは、ほんの数人です。
その人たちとは、若い頃みたいに何処に行くにも一緒…ではなく。
なんとなく、話したいなとか、どうしているかな?
そんなふわっとした感覚。
1年も2年も会っていなくても、連絡すると「会おうか」とお互いに思えたり。
辛い時に、黙って話を聞いてくれる。
時には私の代わりに涙をこぼしてくれる。
頑張っている時には、静かに見守ってくれる。
お互いにそれぞれの人生を歩んでいる仲間。
何かに向かって進む姿に励まされたり、俯く姿にそっと背中をさすってくれる。
そんな仲間が私にはいます。
あの人たちがいるからここまで生きて来れたと思います。
友達って、疎遠になったり、親しくなったり…
変化するのが当たり前なんでしょう。
そんな中でも長く続くお付き合いも大事にしたいです。
どんな出会いも意味があると思うから。
仲間たちに恥ずかしくないように生きられたら、幸せかな?