第21章 YOGAのすすめ③
みなさん、こんばんは。
Team_Dプロデューサー・ロブのブログ、
「ロブログ」へようこそ。
コロナ禍は私たちからいろんなものを奪った。
多くの尊い命をはじめ、
人としての経済、文化、社会活動、
そして人との密接な距離感など、
これまで当たり前だった生活様式や価値観が、
今ではすっかり勝手が違ってしまったと
感じることが多いのではないか。
その３．頭部
ロブがコロナ禍で一番ダメージを感じたことは、
ほかでもなくマスク生活を強いられたことだ。
先日久々に婦人科の受診があって、
待合室で3時間ほど待つハメになってしまった。
院内ではまだ絶賛マスク着用を求められるから、
長時間の着用によって呼吸がだんだん浅くなるのを感じ、
顔の筋肉も強張ってきて
頭痛や吐き気ですっかり気分が悪くなり、
拷問のような時間を耐えて過ごした。
それとともによくもコロナの3年ほどの間、
これを耐え凌げたなと我ながら感心してしまった。
ロブほど極端な例ではないにしても、
多くの人がマスク生活の不快感については、
多かれ少なかれ思い当たる節があるはず。
マスクの習慣は子供たちにとっても
免疫力やメンタル面でネガティブな影響を与えたと
指摘されているほどなのだから。
人間はマスクを着用すると、普段と比べて
顔の筋肉を半分から1/4ぐらいしか動かさない
という実験結果がある。
運動不足の体は鈍るのと同じで、
顔の筋肉を動かさないとたるみやしわをはじめとした
あらゆる弊害が出てくることは想像に難くない。
だから、ロブはこの頭部のYOGAメソッドで、
コロナ禍ですっかり垂れ下がってしまった
顔筋や心のハリを
ボトックスやリフトアップなんかに頼らず
元に戻せる最後の砦だと信じてやまない。
まず、頭皮をやわらかくするマッサージ。
普段シャンプーで頭皮を触ることはあっても、
(稀に特殊能力がある人をのぞいて)
自力で動かすことのできない筋肉だから、
両手の指の腹で頭皮をガシッと掴み、
皮膚と頭蓋骨を剥がすイメージで揺らしながら動かす。
子どものときに「かつら〜」と
悪ふざけしていたことを思い出しながら。
これが意外と、凝ってる人にとってはビクともしない。
ロブもやり始めてすぐは苦戦したが、
継続は力なり！
こめかみや後頭部も満遍なくほぐしてあげる。
次に脳幹の刺激。
「脳幹」は脳の下方中心部にある神経の伝達路で、
後頭部の首との境目の
ちょうど凹んでいる部分あたりを指す。
呼吸の章で強調したが、こちらも負けじと
生命維持に欠かせない「無意識」だが
重要な働きを担っており、
呼吸、循環器系、ホルモンバランス、
免疫力などの調整を行っている。
ここを手をチョップにするかグーで優しくたたいて
上下に動かしながら刺激する。
最後に、これはロブの大のお気に入りの「顔芸」だが、
目を眉間によせて大きな深呼吸とともに、
はーと声を出して吐き出しながら
舌の先を下の方向に思いきり突き出す。
どこからどうみてもただの変顔にしか見えないが、
これが想像以上に多重の良い効果をもたらす。
顔のあらゆる筋肉を動かすことによる美顔効果
(特に、首のしわ予防の効果大！)、
呼吸を促すことによるストレス解消、
そして眼球を思いっきり寄せることで
眼精疲労の回復が期待できて、
少なくとも一石三鳥の利益が得られる
ミラクルポーズと言える。
このように１．呼吸、２．あし、３．頭部にまつわる
ロブのYOGA習慣をお伝えしたが、
これらはいたって地味なもので、
数日取り組んだだけで画期的に効果を感じたり、
人前で披露して自慢できるポーズでもなく、
続けるモチベーションを失ってしまうことが
あるかもしれない。
先日、ロブは急に体調を壊して1日ぶっ倒れた。
吐き気や胃痛など食あたりっぽい症状だったが、
特段思い当たる原因はなく、
とにかく水分補給しながら
ずっと横になってじっとしていたら、
1日経って何事もなかったかのように
むくっと起き上がり、
また朝から気持ちよく
これらを中心としたYOGAルーチンをこなし、
心と体を整えて仕事に繰り出した。
今では（特に日本では）手の届くところに、
文明の利器が転がっていて、
医療や薬にすぐアクセスが可能である。
もちろん、
それらが物理的に多くの命を救っていることは
間違いないのだが、
私たちはきっと、その「恵まれた環境」のせいで
忘れがちなことがあるような、
そしてYOGAはそれを思い出せてくれようと
しているような気がするのだ。
自分の中から自然と「生きよう」とする力が
湧き出ていることを。
2018年、初めてYOGAに出会った頃のロブ
いつもご静聴
ありがとうございます！！
...To Be Continued
【TEAM OFFICIAl】
運営チームのメンバーと活動の進捗や裏側等を発信しています。作曲・コラボ依頼等のお問い合わせはオフィシャルのDMまで！
【誰か私に名前を。】
現役都庁職員/シンガーソングライターとして、日々自由に発信しています。