TODAY'S
 
第15章 ロブ流「女性のエンパワーメント」

 

みなさん、こんばんは。

Team_Dプロデューサー・ロブのブログ、

「ロブログ」へようこそ。

 

 

 

2024年1月21日、

働く女性にとって

積極的に行動を起こすための動機付けとして、

「マインドセット」の重要性を分かち合うセミナーが

都内で開催された。

(講師: 女性の働き方改革スペシャリスト福元はるさん)

 

同じ女性が日々の仕事や生活上での課題に

どういうアプローチをとっているのか、

講師の実体験に基づいたアドバイスや

参加者同士の交流を通じて、

自分なりに「次の行動」につながる

ヒントを見出そうとする、

ポジティブエネルギーが溢れる場所だった。

 

そんなロブはこれまで、

実は「女性」であることの意味を

特段意識してこなかったところがある。

 

小さいときは、近所の男子たちを引き連れて

どぶにはまりながら遊ぶような子だった。

中高は女子校だったけど、

休み時間に一生懸命化粧直しをする友人らを横目に

洋画や洋楽にはまり、

全校でたった一人枠のオーストラリア姉妹校における

交換留学への切符獲得に向けて

英語をガリ勉した。

 

幸運なことに、

多感な学生時代に性を傷つけられるような

トラウマを経験したことはないし、

社会人になってからも、

女性であることを理由に

自分の実力ではどうにもならないレベルで

理不尽な扱いを受けたことはないと思っている。

 

ただ、今回人生ではじめて妊娠を通じて、

これまで見えてこなかった

「女性ならではの不平等感」を肌で感じるにいたった。

妊娠して確実に自分の体は変化しているのに、

世間には何事もないように生活することを強いられる

空気が流れていること。

さらにつらいのは

上手くいかなくなったときも変わらないテンションで

今まで通りの生活をしていかなければならないこと。

 

先週再び稽留流産の診断を受けてから、

体が異物を外に押し出そうと

エンドレスに流血しつづけているのだが、

周囲には空元気を振る舞い続ける必要があるので

(そうでないと、生まれつき口角が下がっているロブは

機嫌が悪いのではとすぐ周囲に心配される)、

いつも以上に小芝居をうたなければならず、

正直「普通の生活」を送ることがしんどかった。

 

これが男女の不平等というものか!!

人生初の衝撃がはしった。

 

一方で自分が産まれてはじめて

弱い立場にたってみたことで、

見えてくることもあった。

 

一つ目は、

自分一人で頑張らなくても地球は回るということ。

これまで仕事とはかなりストイックに

向き合ってきたロブだが、

親の介護や自身の妊娠・流産を経て、

全て自分でまわそうとすることは無理で、

ときには人を信じて任せることも必要なことがわかった。

また、そのために日頃から

周りの人とコミュニケーションをよくとり、

仕事を引き継ぎやすい環境づくりをしておくことも

立派な仕事のうちであることを実感した。

 

二つ目は、社会が進化していくためには

多様性の観点が必須だということ。

人口減少真っ盛りの日本では、

これまでの既得権益を守るようなやり方はもう通用せず、

いろいろな事情を抱える多様な主体が

社会で活躍できるような環境づくりがなされないと、

国力維持すらままならないということ。

 

我々は常に多種多様な人の視点に配慮して

物事を決定していくべきだし、

ロブも「女性」であることを意識できたがゆえに、

少しでも「マイノリティ」の立場に

寄り添って考えることができる

チャンスをもらえたと思っている。

 

 

...To Be Continued

 

 

 

 

 

 

 

 

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