誰か俺に鳥肌が立つような写真を見せてくれ

誰か俺に鳥肌が立つような写真を見せてくれ

ドキドキするような、ハラハラするようなそんな写真に出会わなくなった。
ただ単に俺のアンテナが壊れてるだけかもしれない。
エログロはいらない。純粋に作品としての写真を見てみたい。

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朝起きる。
いつもの朝食。
いつものテレビ。
いつもの準備。

仕事に行く。
電車の中は朝早いせいもあって、周りは寝ている人が多い。スポーツ新聞を広げる人よりも最近は日経を読んでいる人が多い。それと携帯でゲームをしている年配の方が意外に多い。
それにしても結構早い時間なのに電車の中はそこそこ混んでいる。
本を読んだりするにはうってつけの時間だと感じながらもやはり寝てしまう。
乗り換えの時はふらつきが酷い。
駅を降り、勤務先に着くまでの間、ウォークマンの音量を上げる。
まだ頭がハッキリしない。

仕事は朝早く夜遅い。
それでもある程度満足している。
仕事は写真とは全く関係ない。そこが悔しいときもある。
夢を、やりたいことをいつまでも追いかけれるとずっと思っていった。でも、時間はその気持ちを気がつかないうちに削ぎ落としていく。ガタツキながらも立っていた気持ちはあるスタジオの面接で粉々に砕かれた。
いつでもやり直せるんだという気持ちで全力で挑んだが、それは甘すぎた。でも今考えると面接の人は正しかった。言い訳で塗り固められた僕はスカスカで脆かった。

仕事先では写真の話は一切したことがない。そこになんの意味もないし、他の人間も全く興味がないだろうし。
客先で写真関係のものを見かけてもぐっと堪える。すぐ口に出してしまい、またピエロにはなりたくない。

仕事が終わると、疲れが押し寄せてくる。また何時間後にここに来なければと思い、うんざりするときもある。
帰りの電車もなかなか混んでいる。遅くまで働いている人がこんなにいると思うと少し安心する。
電車の中で極力本を読んだりしようと思い、鞄に本を入れておくが今日もまた開くことがなかった。気がつくと立ちながら寝ていて、危うく携帯を落とすところだった。
電車を降りるときに無駄に押してくる人間がいた。少しイラつく。振り替えると30手前位の女性だった。

駅を降りるとみんな同じ表情をしていた。
こんなに皆自分を磨り減らしながら働く意味ってなんだろうと思う。見えにくくなっているけど、いつの時代だってピラミッド構造は変わっていない。気がつかないふりをしながら死んでいくんだ。
家に帰り、ちょっと遅い夕飯を食べる。
気がつくと0時を越えていた。今日も何もできなかったという形だけの懺悔をする。
明日こそは本を読むとか、あの資料をつくるだとか考えて寝るが恐らく朝には忘れてしまうのだろう。
悔しさは眠りと共に流れ落ち、また明日の朝には同じ場所からスタートするんだ。

ベットに入るといつの間に寝ていた。