49歳のヒキタクニオが、二回り近く年下の妻からのお願いで妊活に励む実話。
ヒキタさんの他の小説も読んでみたくなりました。
実話なのが、深く考えさせられます。
最近、実話を元にしたお話ばかりに惹かれます
私も婦人科のお医者さんに「あなた、子供を作りたいなら不妊治療は絶対ですよ」と言われているので。
(中学生の頃から、生理が年3回しかないので。一般的な人に比べて、チャンスが3分の1しかないという事です。)
~以下、北川景子さんのインタビューより~
費用のこと。自然に子供ができない人はお金がかかってしまう上に、女性は全身麻酔で治療をして、強いホルモンを打つので副作用も辛い。
費用と体の負担。
予算の問題で治療をやめる人が多い現実は、ショッキングです。
予算で「命を作る、作らない」を決めなければいけない現実の厳しさを感じました。
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そんな現実を軽やかに乗り越えるように、ふたりは成功や失敗を繰り返しながら共に成長し、心を通わせていく夫婦の日常をユーモラスに、あたたかく描いている。本作は不妊治療に「夫婦の絆が深まる時間」という新たな側面を見い出だし、世の中の治療に取り組む夫婦に力強いエールを送っている。
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以下、不妊治療に関するHPより
医療機関までの交通費。
自分の考えで漢方薬やサプリメント、鍼灸、ヨガなどに取り組む場合にも費用がかかります。
不妊治療は最初の一歩を一年でも早く踏み出す事が大切。
特に女性は年齢とともに卵巣の機能が低下するため、少しでも早く治療を始める事が妊娠につながりやすいといえます。
不妊治療をする上で大切なのは、どこまで治療を望むのか、予算はいくらまでにするのか等をパートナーと話し合うこと。
不妊治療は必ず結果が出るものではなく、回数を重ねるごとに費用も膨らみます。
治療すると決めたら2人揃って検査に行く事が大切です。
女性が必死に通院しても、原因が男性側にあったら、時間もお金も無駄になってしまいます。
国や自治体、勤務先の制度をフル活用して、できるだけ経済的な負担を抑えて取り組みましょう。
費用の平均としては、検査のみも合わせた平均は35万円。
人工受精、体外受精、顕微授精のいずれかの経験をした方に限ると平均134万円。
(これは、結婚式をしないで不妊治療に貯金を充てる事になりそうですね)
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心があたたかくなる映画でした。
日常のちょっとした笑いや、ほっこりする会話も、素敵
それと共に、まだ子供のいない私には、辛さの方が想像できてしまって、現実を考えさせられました。
生まれるまでも大変だけど、生まれてからも、
お父さんが年齢が高いと、苦労することがあるかもしれないし。あと障害を持つ確率も、実際の数字をみるとビックリするんですよね。
やっぱりできるだけ、若いうちに子供を生んだ方が、後悔がないなと思います。
今さらどうしようもない事ですが、今日が一番若い日だと思って
この映画を「心が温かくなるなー」と、純粋に味わう事ができるようになる人になれるような、人生を歩んでいきたいです。
またいつか観返したい、そんな映画です。
あと、子供が生まれても、子供には私の事を、おかーさん、というより「一人の人間」として見てもらいたいです。
長所も残念な所もあって、それでもがんばって生きてきた。小さい頃から、大人になるまで。大人になっても。
そして、私も、自分の母の事をそうやって見たいです。
一人の人間。長所も短所もある。
親の短所を客観的に見られるという事は、
一人の人間として俯瞰してみられる、素晴らしい事。
基準があるから長所や短所が認識できるのだし。世間の幅広い人と関わって、いろんな価値観に触れて。
自分の中で世界が広がって、自分なりの譲れない価値観の基準も出来上がっている。
それだけの経験をしているし、それだけの人数と関わっている。
↑人を客観的に見られるって、こういう事だから。それだけ成長しているってことだから。
映画の話に戻って。映画.comで見たnakajiさんという方の2022年4月29日のレビューに、新しい考え方を教わりました。
重松豊の自然体の演技で、悲壮感漂うような内容を気楽に見る事ができた。
私自身は、自然にまかせるのが良いと思いますし、血の繋がりに重きをおく事もありません。
ただ、やりたい人はやればいいし、子供が欲しいという気持ちも分かるというかむしろ応援したい。
恵まれない子供を養子にとる人もいれば、人工受精で天才やアスリートの子供を作る人もいます。
というレビューでした。
養子という選択も素晴らしいと思います。
懸念点もあるかと思いますが。
(私も自分が養子である、というつもりで、血の繋がった母や兄弟と接した方が、色々と上手くいくかもしれないし。子供を育てる時も、そういう気持ちの方が、上手くいくかも。)
他のレビュー
子供がいる人生とそうでない人生、この夫婦ならきっとどちらも幸せだっただろうなと思わせる夫婦でした。