妹が、短大へ行くと言い出した。
本間は大学行きたかったと思うけど、言えなくて、短大へ行く事にしたんやと思う。





母は、子どもの学費は最後まで残してくれていました。

入学金も、授業料も、払える。
だから、行きたいとこ行きなさい!と言っていた。

私も、行くべきだと思った。





母が、妹が短大へ行く事になった話を父にしたら
奨学金満額借りといて!
と言った。
それで200万ぐらいは借りれるやろ!奨学金で短大行って、学費の現金振り込んで



母は、怒っていた。
振り込むべきでは無いと思ってたけど、母は振り込んでいた。





理由を聞いたら
会社の担保にこの家を入れられてる。だから、会社が潰れたら家まで無くなる……それだけはせーへん約束やった!おじいちゃん(母の父)が、頭金で5000万払ってくれて、買ったこの家……絶対手放したくない!私は、この家が好き。絶対守りたい……ごめんな

泣いていた。
私の大好きやった父はどこいったんやろ。





妹は、結局奨学金満額借りたから、今も返していってるはず。