DAREDEMO HERO のブログ -17ページ目

DAREDEMO HERO のブログ

私たちは貧困層をただ単に、支援するボランティア団体ではありません。勉強したいが、家庭環境や学費などが理由で勉強できない子供たちを中心に支援して、その子供たちが将来、貧困問題を解決する一員になるように教育していきます。

今回は、LUZU地区でインタビュー調査をしたことについてお話しします。


初日の夜から、ホームステイ先のお姉さん、が手伝ってくれて、インタビュー調査を開始。  


インタビュー調査の目的としては、貧困地域の貧困の状況、彼らは何を必要としているのか。そして今の生活についてどのように感じているのか、などを調査することです。  


インタビューの内容としては、

・名前
・年齢
・収入
・家族人数
・今一番欲しいものは何か
・困っていることはあるか
・子供に教育は必要か
・人生で一番大切なものは何か
・今の生活に満足しているか
・将来に不安はあるか
・フィリピンの政府についてどう思うか

などです。

日本では聞きづらい質問も、みんな快く答えてくれました。

今回10代から60代の50人にインタビューに協力頂きました。








今回インタビューに協力してくれた人々

印象的だったのは、「一番大切なものは何か」という質問にたいして全員が「家族」と答えており、家族を養うために働きたい。兄弟に教育をうけさせたい。子供がちゃんと教育を受けて学校を卒業することが私の夢だ。と答えている人がたくさんいました。

フィリピン人は「自分のために」という感覚よりも「家族のために」何かをしたいという気持ちがとても強く、家族を本当に大切にしていることが伝わってきました。  

また、困っていることは何か。と聞いたところ全員が「お金」と答えていました。 

ある家庭はひと月の収入が1000ペソ
(3000円)という家もありました。
ある少女は、私の母親は病気だけども、お金がなくて病院に行くことができない。だから本当は学校に行きたいけど働いているという女の子がいました。

また、火事で家を失い、唯一残った部分の部屋で家族で生活している。お金がないから家を直すことができない。という人もいました。そこから、深刻な貧困の現状を目の当たりにしました。

しかし同時に、貧しくても今の現状に満足していか、と聞いたところ、「Yes!!of case!!」と答えている人が大半を占めていました。なぜかと聞いたところ、貧しくても私には家族がいる。だから幸せだ。と答えていました。 彼らのその眼差しからは、ないものをねだるのではなく、今あるものに満足できる強さを感じました。 


今回インタビューに協力してくれた方々には本当に感謝です。ありがとうございま
した。 

 


今回、LUZU地区でホームステイをし、彼らの生活にお邪魔させてもらい、彼らと同じ物を食べ、また彼らから直接話を聞くことで、彼らの考えていること、大切にしているものを、少しでも感じることが出来たのではないかと思います。 しかし、同時に貧困問題の奥深さなど、まだまだ分からなことがたくさんあるということを痛感しました。

これからも、貧困問題について、彼らのことについてもっともっと学んでいきたいです。



ホームステイの家族と一緒に


今回、私を暖かく迎え入れてくれたホームステイの家族、LUZU地区の人々には感謝でいっぱいです。 
ありがとうございました。 

SHOKO


facebook 団体フェイス ブック
    (いいね!のご協力を宜しくお願いいたします)
ホームぺージ ホームページ

      ホームページはこちら

       

白色の背景用 ツイッター