余命10ヶ月。診断から9ヶ月。 | 膵臓癌の母と。。

膵臓癌の母と。。

母が膵臓癌になりました。

3月末に入院し、膵臓癌と確定。
医師からは、何もしなければ余命10ヶ月と言われました。
半年以上、原因不明の食欲不振と倦怠感に悩み、何軒かの病院を受診していた母にとって、膵臓癌というショックと同時に原因がわかって納得した気持ちもあったようです。
余命は私が医師に、母がいない時に聞きました。私は母に伝えるか悩みました。悩んで悩んで気が狂いそうでした。
普通の会話の中で、『先生に余命聞く?』『余命って知りたいもの?』など、母の思いを探りました。
母は『5年は生きれるかな』と、よく言っていたので、伝えるかどうか本当に悩みました。
そして、『知りたいなら先生に聞いてみるといい』と伝え、医師から母が直接聞きました。でも、その前に私と医師が話をし、母に聞かれたら1年と伝えてもらうようにしました。
医師から聞いた母は、『そうか。短いね。孫が覚えていてくれる年になるまでは生きたいな』と言っていました。母は冷静でした。
私は、伝えるかどうか本当に悩んだけど、伝えて良かった。
母がやりたい事を一緒に出来るし、治療にも前向きになれたような気がします。
あれから9ヶ月。
抗がん剤は効いていて、今日も母は歩いて孫のプレゼント探しに出かけています(*^_^*)