夜眠るときにふと、「そういや最近飛ぶ夢をみないなぁ~」と思った。
こんなようなタイトルの小説がそういえばあったよね。読んだことないけど。
10代~20代中頃までは、よく飛ぶ夢を見ました。
「さあ飛ぶぞ」と、グィ~~~ンと急上昇。ビルからビルへ、木から木へと、そりゃ~もう気持ちが良いのです。
時々は20~30M上空に浮いたまま、行き交う人々を眺め「みんな飛べないなんて、かわいそうだな~」と優越感に浸っていたり(苦笑)。
私は滅多に夢を見ないのですが、夢ってみんな毎日見ていて起きると忘れてしまっているだけだとも言いますね。不思議です。
そんな、起きたらすぐに見たはずの夢を忘れてしまっている私ですが、飛ぶ夢は今でも覚えているくらいですから、何回も見て、そしてそれがとてもリアリティを持っていたのだと思います。
リアリティと言っても実際に私が飛べるはずもないのですが、その夢の中で風を肩で切り裂く感覚がものすごく生々しい感覚だったんですよ。風を切り裂くというよりも、空気を切り裂くといったほうが良いかもしれません。ほんとに、空気の圧力を肩に感じながら、グィ~~ンと上昇し、ピュ~~ンと飛んでいる夢でした。
でも反対に、「飛べない夢」もたまに見ました。
いつものように、「さあ飛ぶぞ」と思ってジャンプするんですが、どう頑張っても体が50cm程度しか浮かないんです。
諦めればいいんですけど、なぜか50cm浮いたまま進もうとしてるんですよね。みんなの膝あたりで浮かびながら、ノロノロと。そのスピードは歩いたほうがよっぽど早いんですけど、なんかどうすることも出来なくて人込みの中でみんなの脚にぶつかりながらどんよりしているの。
もちろん目覚めたときは更にどんよ~りしちゃうんですよ(苦笑)。
「飛べない夢」は疲れているときに、多くみたような気がします。だから、働いてからのほうが多かったですね。
たぶん気のせいじゃなく。
飛べない夢は見たいと思わないけど、飛ぶ夢はまた見たいな。
夢診断では、飛ぶ夢はどんな意味があるか知りませんが、ほんと、すごく気持ちがいいんですよ。普段の生活では、あの肩が空気を切り裂く感覚は味わえないんです。もう何年も見ていません。
いや、もしかしたらすぐ忘れちゃってるだけなのかな??
みんなは、よく見る夢とかあるのかな?
↓そうそう、これだった↓内容は知りません。
- 山田 太一
- 飛ぶ夢をしばらく見ない