「つづく」と書いて、2日も開けてしまいました。すみませんー。
アミメキリンさん
木の皮をボリボリ・・・・。
網を囲って対策しているようですが、その上まで届いてしまうようです＾＾；。
現在野毛山動物園ではキリンの赤ちゃん（約1歳）を飼育中で、この写真はお母さんです。
赤ちゃんは遠くのほうにいて残念ながら写真を撮れなかったのですが、職員さんがミルクをあげる様子を見てきました。
説明をしてくれた職員さんがものすごく感じの良い人でね。ニコニコしていてこの仕事が本当に好きなんだな～～と伝わってきました。赤ちゃんには、いろいろ試してみた結果たしか馬用で使われているミルクをあげていると言っていました。あれ？牛用だったけかな？いや、たぶん馬用だと思う・・・・。
「ミルクの匂いかいでみますか？」と仰るので、集まったお客さん達でクンクン、、、、、私も嗅いでみたんだけど、甘くておいしそうな匂いがしました。みんなが口々に「いい匂い～」と言うと、「そうでしょう～。でも、ヒトが飲むとまずいんですよ～。とても飲めません。」とこれまためっちゃ笑顔で言う（笑）。
ちなみに、キリンの赤ちゃんの名前は「キリリン」・・・・・。いいのか、そのネーミングセンス！？
お母さんの名前は「マリリン」・・・・・・・・・・。
ホンドタヌキさん
小首をかしげてかわいらしい。たぬきってこんなにかわいいんだな～。
でも、こんなにかわいくても地域によっては害獣なんだよね・・・・。なんだか申し訳ないです・・・。
アナグマさん。
お鼻を柵からだして、じっとこちらを見ています。実際はこの写真よりも毛色は黄金色のようにキレイで、ずんぐりむっくりとした体型がとてもかわいかったです。目の上の眉毛のような柄もキュート。
分布図を見るとたぬきさんと同じようにほぼ日本全土に生息しているようです。私の地元、房総半島にもいるようです。
そっか～、いるんだなぁ～。
山道を車で走っていると、動物注意の標識がよく立っていますよね。黄色地に黒で猿とか猪の絵が描いてある。
祖母の家は千葉の鴨川市なんですけど、木更津から鴨川に行くときには、君津（木更津市の南隣）から山の中を走る有料道路を使って行くんです。
そこに、猿や狸の標識はもちろんあるんですけど、「鹿」の絵の標識も立っているんですね。
その標識を見るたびに、「房総に鹿いるんだろうか？？それとも動物注意という意味だけで、描いてある動物自体には意味はないのかな？」なんて思っていたんですね。
でも、もう何年前かは忘れてしまったんですけど、車で走っているときに道路脇に鹿を発見したんですよ！しかも親子！
「本当に鹿がいるんだ！」と思ってびっくりしてね。
自分の住んでいる場所から車で一時間くらいの山に野生の鹿がいることに驚いて、嬉しくて、同時に申し訳なくて。
「ごめんな～。こんなところに道路作って・・・・。勝手に住処（お家）を車で走って・・・。」てね。
12月に帰省したときに、友達の家族とドライブに行ったんですが、行きは海沿いを南下し、帰りは山道のほうを通って帰ってきたんですね。毎回君津や富津のほうを通るたび、削られている山を見るんですが、今回はすっかり二山くらい無くなってしまっている場所がありました。その景色の異常さは見たことのあるひとにしかわからないでしょう。
恐らくそのほとんどは道路整備や埋め立てに使われるんでしょうけど、CO2の排出量削減と言っている時代に（まったく削減できていないみたいなんですけど）、そのCO２を吸収してくれる山を崩してまでしてつくるその道路は本当に必要なのでしょうか。
また政治家や役人は「地方には必要な道路はまだある。」と言いますが、同様に住処が必要な動物達もいます。
私の実家近くにもここ数年新しい道路がかなり増えています。高速への便を良くする道路が多いのですが、「ここが繋がったら、時間が10分くらい短縮される」とか抜かすんですよ。10分ですよ。10分。
道路を作ったり広げたりするために、その場所にひっかかる土地に住んでいる人達には移動してもらうんですが、当然それ相応の金額の保証があるわけで、恐らくそのお金で建て替えたと思われる新しく大きな家も多く見かけました。
そのお金も税金から捻出されているわけで、たった10分の便利を求めてしかも人のうちを豪華にするために税金払ってるじゃねーっつーの。なんなら、うちの実家も建て替えてくれ！（苦笑）
そのわりに何年も頓挫してしまっている場所もあったりさ。これから人口は減るっていうのに、わけわかんないよ。
なんか、偽善の塊だった（そして、結局なーんにもしなかった）小泉さんの道路政策の結果を見た帰省にもなりました。
少なくとも袖ヶ浦市以南の房総にもう新しい道路は必要ない！！住んでる人が言うんだから、間違いないよ。
それにね、多少不便でもそれが生活するってことだと思うよ。田舎だから不便だから、都会の人と比べて、損してるとか、幸せじゃないとかそんな考えはおかしいわけで・・・。工夫してその土地で楽しむのが人間なんじゃない？
・・・・って、ほのぼのした動物園の記事のはずなのに、こんな話になってしまってごめんなさい。
野毛山動物園最終回はライオンさんとジャガーさんです。（いい写真じゃないから期待しないで～＾＾；）。