だらりです。今日でこのSIDE CAR全曲解説も折り返し!随分前から動いてた今作のプロジェクトもいよいよ大詰め、リリースしたら後はライブでやりまくるだけ!楽しみだなぁ。


今日は「ラブストーリーはゆるやかに」という曲ついて。


https://youtu.be/W0U_816Sd_Q


HOGO地球レパートリーの中でもかなり古い方、2018年前半にはあった。懐かしい!!白石重工まだいたもん。白石さんと二人でスタジオ入ってコード進行直したりイントロのベタフレーズ付けてもらったりした記憶がある。


曲からは少し離れるけど、当時のHOGO地球の話をしよう。その時は何故か、音源だけ聴いたらHAWAIIAN6風?と勘違いされるようなテンポ早めのポップパンクばかり作る、なのにみんな演奏下手くそというイマイチなバンドだった。そんなんだから結成から2年くらいほぼ表立った活動もなく、完全にただの仲のいい集団でしかなかった。

そんな中、この「ゆるやか」と前作に入れた「ノーヒットノーラン」みたいなゆっくりの曲が出来て、比較的演奏が簡単なのでバンドがようやくうまく音を鳴らせるようになってきた。それを機に歌モノ路線というスタイルを確立、今に繋がるというストーリー。


何度も録音しては捨てを繰り返し、ついにアルバムイン。

DOME TOURには入れなかった。なんか湿っぽい方面はスタンドバイミーがあるしと思いやめたかなー。今作には、ホシノが入れよう!と言ってくれた気がする。この曲含め、今回の選曲は統一感とバラエティの両方を仕留めた感じがしていいなー!


というか、振り返るとDOME TOURの選曲ってちょっと不思議よね。けっこうポップで分かりやすく、バンドっぽい曲が今作に入って、代わりに「ちょうねくたい」「冗談」とか変化球がDOME TOURに入ってるのが面白い。

ただ、あのアルバムは良い曲担当の星野/賑やかしのだらり、みたいに聴こえるのがちょっぴり悔しく、でも星野の曲マジで最高なので妬むわけでもなく、結果めちゃ曲書いた。その成果は3rdアルバムとして形になりそう。健全な創作活動ができているぞ!


・曲の内容

甘酸っぱいデートの歌!下手したら10代の頃のヤツなんで多めにみてください。恋愛はとっくに終わってても、いい曲が残るならオイシイね。


・録音

ギター、ベース、歌担当。東海なんちゃってレスポールスペシャルがいい音してます。

星野がドラムとコーラス。特にコーラスたまんないよね。ついこないだスタジオでその場でダビングしてくれた。天才か!

コーラス以外はほぼモノラル録音っぽい仕上がりに。クロマニヨンズよろしくベースドラムがデカめのぶっとい音で最高。星野ナイスミックス。



【ホシノ一言コメント】

HOGO地球黎明期(20182019ごろ)からある曲。当時からライブで良くやってました。当時の曲を改めて聞き返すと、単にクオリティ低かったり、今やるのが恥ずかしくなっちゃったりするのが多いけど、この曲は今でも胸張って演奏できます。メロがいいって、大事!ライブだと、いつもイントロをめちゃくちゃもたらせてます。初期おとぎ話の音源のリズム感を大袈裟に再現したくてやってます。この曲に限らず、HOGO地球の曲は音源とライブでかなりアレンジ変えてるので、一回ライブにも来た方がいいぞ!


この解説ブログ、今日から4曲連続だらり曲です。明日も頑張るぞー