ドラムほしのです。ふと思ったんですが、まだフル尺上がってすらない、全然知らない曲の解説ってどう楽しめばいいんだ？？知らないね！「DOME TOUR」全曲解説第4弾、作曲した人が書くスタイルで回していきますよ！！
4曲目「アルコール」
○作り方
出来たのは2019年の秋ごろ。だらりと、現在Juice-boxとして活躍中のオオヤライ氏と組んでたバンド「THE BUM」のことを歌った曲。
というのも、当時はバンド内の空気があんま良くなくて、ライブした後レッドクロスの前で小一時間口論になるくらいピリリとしてたんです。Berryz工房はピリリといこう！とか言ってたけどね。
Berryz工房の良さはオオヤ氏が教えてくれた。キャピキャピ感がとても羨ましい。MV作るときはこのくらいの画素数で作りたいなー。youtube必死に漁ってた時代思い出してワクワクしませんか？
とにかく揉めるの嫌いな自分にとっては、そんときは試練の時期でした。
そんでその口論になったライブの帰り道、「あー俺バンドで大成するの一生無理だな」って気分が込み上げてきて、コンビニでお酒買ってヤケ酒しましたって曲です。感情に任せて曲作ると恥ずかしいね。
この曲に関しては、ベースになった曲とかがほとんど思いつかない。完全に酔ったノリで作ってます。強いて言うならThe Yum Yumsの「I like good music」かしら。
誰しも一曲は持っておきたいノリの曲。ピロウズの空中レジスターとかも雰囲気近いかも。
出来てすぐにTHE BUMのラインにデモを貼っつけたら、反応が良くて嬉しかった。どんな心境でも、デモを必ず聴いて感想くれるメンバーでよかったです。
ちなみに、その後THE BUMは我々の地方転勤によって、HOGO地球同様宅録バンドへと変わっていきます。あとオオヤ氏は別プロジェクトJuice-boxを立ち上げ、日本のデトロイトロックシティこと東京でライブしまくりの毎日。僕もレコーディングとかで関わってます。
○歌詞
10分くらいでピャーッと書いた。テンション的にはゆらゆら帝国の「ズックにロック」を目指してます。
自分が切羽詰まったり、絶望して頭真っ白になってるときは必ずこの曲が頭でリピートしてます。「俺はもうダメだー」って歌詞聴くと、現状がバカらしくなってちょっと気分が楽になるんす。メンヘラか。
自分の曲もそんな感じの立ち位置になりたいなーという下心を込めています。
○今回の音源について
今回3回目の再録。1回目はボイスメモで録ってるからうんこみたいな仕上がり、2回目はabelton触りたてでミックスがダメダメ。そう考えると、進歩あんましてないね。そして全バージョンサブスク上がってる。消したい。
だらりがギターソロを担当。それ以外は自分でやってます。当時Yamahaのベース買いたてで、ウキウキで「俺がベース録るよ！」と言ったのを覚えてる。
でも全然弾けないし音作りも分かんないしで、結果ツインギターに埋めて誤魔化してます。日々精進ですね。ぐへへ。
これってプロモーションにつながってんのだろうか？でもやりたいからやってるだけだから、どっちでもいいね！
ハードオフで叩き売りされてたSMAPのベストを聴きながら