茨城県・鹿島神社 | 神社に隠れていたモノ

神社に隠れていたモノ

神社の彫刻を見て、何の物語か教えてほしいと思ったことがあり、調べた結果をブログします。タイトル「神社に隠れていたモノ」は覆屋の中にこんな素晴らしい彫刻が隠れていたのかという思いから付けました。

2023年5月10日 茨城県つくば市大形の鹿島神社に参拝しました。

 

由緒

伝承によれば、日本武尊東征の時、飲み水を求めて、ここ大形に立寄ったという。その時この地の人が、尊に随従して甲斐国に至り、神宝をもらいうけて祭ったのが、本社であると伝える。中世においては、小田氏が厚く崇祀するところであった。

鳥居

 

拝殿

 

覆屋

 

本殿

 

中備:繋ぎ馬
平将門公とその子孫(相馬家)が、戦(いくさ)の時の陣幕や家紋に「繋ぎ馬」を使用していた。

 

右面の扉両脇:梅と鶯

 

背面の胴羽目:麒麟

 

左面の扉両脇:松と鶴

 

右面の脇障子:右大臣

 

左面の脇障子:左大臣

 

腰羽目で龍を模している

 

4体の力神が本殿を支えている

 

 

 

 

妻飾り:龍

 

妻飾り:虎

 

コメント:大きな彫刻は背面の胴羽目しかないが、本殿を支えている力神や龍を模している腰羽目など工夫を凝らしてあり、面白い。

 

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