長野県・諏訪神社 | 神社に隠れていたモノ

神社に隠れていたモノ

神社の彫刻を見て、何の物語か教えてほしいと思ったことがあり、調べた結果をブログします。タイトル「神社に隠れていたモノ」は覆屋の中にこんな素晴らしい彫刻が隠れていたのかという思いから付けました。

2022年10月30日 長野県佐久市塚原の諏訪神社に参拝しました。

 

由緒書きはありませんでした。

 

鳥居

 

拝殿

 

狛犬  アジア系の狛犬がいました

 

玉垣と覆屋

 

覆屋と本殿   本殿は玉垣と覆屋と二重に守られていて、非常に撮影しづらい。

 

右面の胴羽目:馬師皇
馬師皇は、黄帝の時の馬を治療する医者であった。馬の形氣や死生の脈を理解しており、馬を診させると間違いなく治癒させてしまった。あるとき龍が天より降りてきて、口を大きく開いてみせた。馬師皇は龍の下唇に鍼を打ち、甘草を煎じて飲ますと、龍の病はまもなく治ったということです。

 

背面の胴羽目:浦島太郎 (釣り竿と玉手箱があります)

 

左面の胴羽目:董奉
その昔、中国は廬山というところに董奉という医師がいました。彼は人に尽くすために治療を行ってあえて治療代を受け取らず、その代わりに病気が治った人には、記念として杏の苗を植えてもらいました。そうして、いつしか10万余株の杏の木がうっそうと茂る大きな林ができあがったといわれています。また、董奉の傍らには常に虎がおり、害をなす者には襲いかかり、困っている者は助けたと云われています。

 

右面の脇障子:不明  (下の方は覆屋で隠れていて、撮影できませんでした)

 

左面の脇障子:不明

 

海老虹梁:龍

 

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