福島第一原子力発電所の事故から半年が経とうとしているのに
事故が悪化した本当の原因やそれに関わった人部の名前や
時系列での人物の関わりが書かれた資料などが全く出てこない
事に腹が立つ。
緊急冷却装置を止めたのが原因とテレビで言っていたが、
止める原因に成った急激な温度変化や圧力変化についての説明が無い。
配管が破損していれば冷却水が循環しないのだから
急な温度変化があるのは当然だと思う。
東京電力の社長や会長が接待旅行で同時に遠方へ出かける会社のルールに
問題があるのに重役の削減も社員の減給、首切りもせずに電気料金だけ上げて
赤字の補填をする事にも腹が立つ。
テレビ局も東京電力の責任追及番組を全くしない事にも腹が立つ。
事故当時、
東京電力の経営責任者と重役連中と技術責任者は、
何処に居て何をしていたのか時系列で一連の動きを明らかにして欲しいと思う。
問題がいくつも見つかるようなら原子炉設備を動かす資格が無い事に成ると思う。
これまで断片情報が出ても「一部の内容にミスが有りました」の一言で
情報の流れがひっくり返って事故から今までに何があったのか
判りにくくしている様に思う。
最低でも東京電力の技術責任者や管理経営責任者の数十人は、
死刑に成って当然な事をしてきたと思う。
何が悪いのかをハッキリしなければ、他の場所にある原子炉設備も不安で
動かして欲しく無いと考えるのは当然だと思う。
福島第一原子力発電所の原子炉３機は全てメルトスルーで融け落ちているのだから
格納容器の底に行かなければ安全な状態なのに、芝居のように水を意味も無く投入して
圧力容器の中に沢山の核燃料があるかのような振舞をして国民を騙すのはよく無いと思う。
↓東京電力の過失事故が原因で赤字なのだから料金に転化してはいけない。
引用＊＊＊
東京電力が、
電気料金の１０％以上の値上げを政府の第三者委員会
「経営・財務調査委員会」に打診したのは、
停止した原子力発電を補うためにフル稼働した火力発電の燃料費負担が重く、
その他の経費削減だけでは吸収しきれないと判断したためだ。
他の電力会社も、
同様に原発停止に伴う燃料費の増加に苦しんでおり、
東電にならって一斉に値上げに動く可能性がある。
東電を除く電力９社の２０１１年４～６月期決算は、
原子力発電所の稼働停止が相次いだ影響などで、
税引き後利益は４社が赤字、２社も減益となった。
原発停止の影響は、
電力需要が伸びる７～９月期には一段と深刻化する見込みだ。
中国電力は９月中間期の連結税引き後利益で３年ぶりの赤字を見込む。
九州
電力も中間期の経常利益を、４００億円前後の赤字と予想している。
各社とも、経営悪化に少しでも歯止めをかけるため、
電気料金の引き上げを検討せざるを得ない状況だ。
電力会社は、今回のように火力発電の割合が高まるなど、
費用構造が変わった場合などに抜本的な料金改定を行うためには、
経済産業大臣に申請し、認可を受ける必要がある。
東電の場合、
経営・財務調査委が同社の高コスト構造の見直しなど総合的な
リストラ策を提言することになっているため、
東電としては同委から値上げに理解が得られれば、
政府への値上げ申請の環境が整うと見て、同委に値上げを打診したとみられる。
（読売新聞）
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