先程のテレビ番組を見ていたら
福井県にある高速増殖炉を動かすつもりらしい。
初めに問題が起きた事故は、
１本１００万円以上する様な特注のプラチナ温度センサーの
部品を使わないといけないのに実際に使われていたのは、
オムロン製の１万円以下で売られている様な汎用の温度センサーだった。
（↑以前お話した様に差額のお金が何処に流れたのか伏せられたままに成っている不思議な事）
その為に高速移動しているナトリウムが温度センサーを溶かしてしまって
事故が起きたとテレビで報道されていた。
次の大きな事故が最近話題に成ったクレーンの様な物が核燃料を
掴んだまま原子炉の底に抜け落ちたという事故。
この事故では、クレーンの操縦作業者だったか責任者だったかが、
自分のミスでクレーンを落としてしまったと思い込んで
事故の翌日に自殺したらしい。
今思えば操縦作業ミスでは無かった最悪な事態だ。
この事故の原因も特別な部品を使わなければいけなかったのに
業者が手抜きをして汎用品を使った為と報道されていた。
この様に高速増殖炉「もんじゅ」には、
部品代をごまかす為か設計図より遥かに粗悪な部品を意図的に
使用している事が判っているらしい。
こんな状態で「もんじゅ」を動かせば、
次にどんな事故が発生するか想像を絶すると思う。
設計図通り造られていない「もんじゅ」は、
インテリアの様に飾って置くだけで良いと思う。
「もんじゅ」に沢山使用されているナトリウム溶液は、
爆弾の様に危険な薬品で空気に触れただけで爆発するらしい。
核燃料だけでも危険なのに空気に触れるだけで爆発する
ナトリウムと同時に使う「もんじゅ」は絶対動かしてはいけないと思う。