
今回は世の中に存在するオーダースーツ 7つあるオーダースーツの各違いを徹底解説!


現在国内では『7つのオーダー』が存在し、ややこしいのですが『明らかに違い』ます。
今回は現在の様々な『オーダーの種類、呼び方と、どのように異なる』のかを徹底解説させていただきます。
はじめに『3つのオーダーの違い』を『下記』にわかりやすく表にしました。
左から縦に『イギリス』中央が『イタリア』右が『日本』です。
上から『フルオーダー』真ん中が『イージーオーダー』下が『パターンオーダー』です。
| パターンオーダー、イージーオーダー、フルオーダーの違い | ||
| フルオーダーとは | ||
| イギリス | イタリア | 日本 |
| ビスポーク | サルトリアーレ | フルオーダー |
| Bespoke | Sartoriale | Full order(和紙英語) |
| 50万円ぐらいから | 30万円ぐらいからです | 25万円ぐらいからです |
| サヴィル・ロウ | あなたのサイズに合わせてという意味 | 手縫い・丸縫い・仮縫い |
| 高度な一流技術 | 型紙をおこして作ります | |
| イージーオーダーとは | ||
| イージーオーダー | ||
| ミシン縫いのマシーンメイド | ||
| ベースとなる型紙から体に合う | ||
| ものをセレクト体型補正入ます | ||
| パターンオーダーとは | ||
| メイド・トゥ・メジャー | ス・ミズーラ | パターンオーダー |
| Made to Measure | Sumisura | Pattern Order(和製英語) |
| サルトとは縫製職人のこと | パターンの方が良い場合も | |
| 現在ブリーオーニやキートンの | ラグジュアリーパターン | |
| 既製品もサルトリアーレと言う | をご自身の大きさにできます | |
では、さらに深堀していきましょう!
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table of contennts |
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1.フルオーダーとは |
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2.日本の仮縫い付きフルオーダーの歴史とは |
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3.ビスピークbespeakとは |
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4. サヴィル・ロウSavile Rowとは |
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5.サヴィル・ロウにある有名な老舗とは |
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6.ビスポーク・テーラーbespoke tailorとは |
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7.ビスピーク・テーラーリングbespeak tailoringとは |
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8.カッターとは |
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9.テーラーTailorとは |
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10.サルトリアーレsartorialeとは |
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11.イージーオーダーとは |
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12.パターンオーダーとは |
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12-1.Su misuraスミズーラとは |
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12-2.Made to measureメイド・トゥ・メジャーとは |
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13.和製英語と海外での正式な呼び方とは |
日本では本格的な『仮縫い付きオーダースーツ』のことを『フルオーダー』と言います。

お客様の『型紙から起こし、仮縫い手縫い丸縫いを指すオーダー』です。
■『起源』は?
英国16世紀頃
オーダースーツを仕立てようと思った時、どこまでこだわり、どこまで完璧さを求め期待をするかです。
結論から申し上げます。
『特殊体型のお方』例えば『撫で肩強』のお方、『レスリング』、『フットボール』、『ラグビー』、『水泳』、『体操』をやられているお方の選択肢はフルオーダー一択です、後程詳しく解説させていただきます。
フルオーダーは結論から申し上げますと、ご自身のお身体そのままが形となり仮縫いを通してシワの無い完璧、綺麗な最高の着心地のスーツを求めている方のオーダースーツがフルオーダーです。
来店から仕上がりまでの流れとは?
①来店初日に生地ディテール付属品を決め、採寸を行い、その後1カ月ほどでお客様だけの型紙を作成、裁断や仮縫い、仕上げを職人が手作業で行います。
②約1カ月後に再度来店し、仮縫いフィッティングを行い、少し大きめに仕立てたお客様のスーツを試着し、もう少しゆるく細く大きく小さく、様々なくせシワを確認し修正箇所をその場で一度バラシ、綺麗に見えるように補正、再構築する工程を行います。
③本縫いをするため、更に1か月後が納品となります、採寸の日から数えて約2カ月弱でお手元にとなります。
『フルオーダー』は、この『仮縫いがあるからこそお客様の体型を型紙にし、手間をかけるからこそ理想的な完璧に近いスーツが仕上がります。』
熟練の仮縫い師の絶妙なゆとり寸加減で抜群に着心地の良いかっこ良いスーツを仕上げることができます。『言い換えればフルオーダーだけが仮縫いが付き』ます。
■『特殊体型』のお方、具体的には『撫で肩強』のお方、『レスリング』、『フットボール』、『ラグビー』、『水泳』、『体操』をやられているお方はフルオーダー一択です。
『日本国内のフルオーダーの相場』は1着約『25万円ぐらいから』です。

日本は、もともとオーダーと言えばフルオーダーしかなく、私の祖父に聞いても1着料金は給料の約1か月分と言っていましたので、大変高価です。
現在ではビジネスマンの平均月収で考えると手取り額の『25万円から』という事になります。
その当時は完全に手作業で職人がお客様のスーツ1着を1か月かけて仕立てて、頂いた料金を1か月の生活費にしていたようです。
しかし、現在ではハンドだけではなく、マシーンもあり仕立て料金は様々のようです。『フルオーダー』は『イージーオーダー』では対応しきれない『撫で肩強』、『レスリング』、『フットボール』、『ラグビー』、『水泳』、『体操』をされている『特殊体型』のお方は、ほぼ『満足』でき、そして何に、どこにこだわるかでしょうか!
仮縫い付き『マシーンメイドで15万円台からハンドで25万円台』ぐらいから
『価格の違いは特殊技術のため、熟練の職人による緻密な技術の差であると知人の仮縫い師が語っていました』例えば髪の毛をカットしに行くと5,000円以上はあたりまえ、昨今では1,000円カットからカットのみで10,000円を超えるカリスマ美容師まで幅広いですよね
『フルオーダー』の価格は生地代プラス仕立料となります、以前同業界知人から1m300万円の生地(生地だけでです)を見せて頂きました。基本スーツは3m使用しますので生地だけで1着900万円という事になります、かなり奥が深い世界です。

本家イギリスではフルオーダーのことを『ビスポークBespoke』と言います。
『ビスピークbespeak』とは?
『何かについて語るという』意味で、お客様のお好みご注文を理想的な形に仕上げるなどを意味します。

■よく誤解があるのですが『サヴィル・ロウ』とは?
『ブランド名などではなく』
イギリスロンドンにある『通りの名前、世界的に名高い高級オーダースーツの老舗が並ぶストリート通りの名前』です。
オーダースーツというと『英国のサヴィル・ロウのbespokeビスポークが世界的に有名』です。
1着『日本円で約50万円』ぐらいからです。

■『ハンツマン&サンズHuntsman & Sons』1849年創業『映画キングスマン』に登場した実店舗
■『デーヴィス・アンド・サンDavies and Son』1803年にハノーバー・ストリート1986年移転してきました。
■『ギーブス&ホークスGieves & Hawkes』Hawkes社は1771年創業の『トーマス・ホークス』とGieves社は1785年創業の『ジェームズ・ギーブス』の2社が1974年に合併し『ギーブス&ホークスGieves & Hawkes』としてスタートしました。
ギーブス&ホークスは、3つのロイヤルワラント王室御用達の称号あり
■『ロイヤルワラント』とは?
英国王室御用達、認定証を得たブランドを指します。
■『ハーディ・エイミスHaedy Amies』1949年から
■『ヘンリー・プールHenry Poole & Co』1806年からサヴィル・ロウ最古のテイラーとして名高い
■『ノートン&サンズNorton & Sons』1821年から
■『チットルバラ&モーガン・アット・ナッターズChittleborough & Morgan at Nutters Ltd』1969年から
■『オズワルド・ボーテングOzwaid Boateng』1990年から
『オズワルド・ボーテング』は、1995年パリコレ進出、当方も当時プレタポルテのスーツとブルーの大きい石が特徴のカフリンクスを購入しました。
近年は『ニュー・ビスポーク』と呼ばれる『オズワルド・ボーテング』や『リチャード・ジェームス』やあのトム・クルーズが仕立てているという『ティモシー・エベレスト』そして『リチャード・アンダーソン』があります。
■さらに、よく聞く専門用語の意味とは?

『仕立て屋』を指します、接客と型紙作成から裁断までを担当します。

『仕立て屋がお客様だけのお好み仕様に合わせて型紙を作成し縫製まではハンドで作る服』のことです。

百貨店でよくカッターさんと呼ばれるお方がいらっしゃいます
具体的に何をするお方かと言うと
『採寸したデータから設計図をもとに生地の裁断』
『型紙作り』
『仮縫いの洋服作り』
つまり『生地を裁断する職人』を指します。

『職人や仕立て屋』という意味です。

イタリアでは『フルオーダー』のことを『サルトリアーレ』と言います。
サルトリアーレは『仕立てという』意味です。
1着約『日本円で30万円ぐらいから』です。

ここまでが日本で言う『フルオーダー』です。

簡潔に言うと『フルオーダーの簡易版です仮縫いはつきません』
『イージーオーダー』とは?
【1】『ゲージ服(サイズ見本服)』から『体に合うものをセレクト』し
【2】丈や横まわりの『サイズ補正』
【3】そして『怒肩』、『なで肩』、『反身』、『屈身』他の『体型補正』を入れて仕上げます。
つまり、各イージーオーダースーツの会社は、独自の『ハウスモデル型見本モデル』 があり、お客様の縦と横サイズのサイズ補正と体型補正を加えて仕上げるオーダーです。
この体型補正を行うことで『パターンオーダーとの違いが明確』となります。
多少のサイズ変更のみのパターンオーダーと比較しますとイージーオーダーは着心地が良くなります。
しかしフルオーダーで仕立てているお方はまずイージーオーダーでは『ご満足いただけないのも事実』です。
冒頭でも『特殊体型』のお方例えば『撫で肩強』のお方、『レスリング』、『フットボール』、『ラグビー』、『水泳』、『体操』をやられているお方はフルオーダー一択です記しました。
その理由は『イージーオーダー』とは、そもそも特殊体型を想定しておらず、『フルオーダー』と比較してオーダーと言いつつもできないことがございます。特殊体型のお方は『イージーオーダー』の枠、限界を超えていますというのが『本音』なのです。

『たやすいさま』、『平易なさま』、『簡単な』、『容易な』、『気楽な』という意味で使われます。
したがって、どうしてもという場合妥協が必要となります。
過去20年、過信した採寸者が失敗したケースをずいぶん見てきました。


イタリアでは『Su misura(ス・ミズーラ)』実にややこしいのですが有名ブランドの『ブリオーニ』の既製服を『サルトリアーレ』と呼ぶこともあるそうです。
英国の『Made to measure(メイド・トゥ・メジャー)』と『ス・ミズーラ』は『日本ではパターンオーダー』と言います。※昨今は『イージーオーダー』もあります。
『サルト』とよく聞きますがサルトとは仕立てのことです。
■量販店や有名ブランドの決まったスーツデザインの『着丈、袖丈、パンツのウェストの調整サイズ補正が一般的』です。
ラグジュアリーブランドのハウスモデルはとても美しいです。
しかし、あくまでも西洋の方向けの型見本ですので、言うまでもないですが、日本人は西洋の方と比較して骨が違います。
キングオブシューズ『ジョンロブ』の英国ビスポーク店では、好みのモデルがあっても足の形状と木型が明らかに違う場合、あなたには合わないと断られることがあるようです。
スマートな木型の靴が気に入っても、甲高幅広の足では、そもそも合わないということです。
決定的な違いは骨が違い、ヨーロッパの方は足のかかとから指先まで足の骨が細く薄いのが特徴です。
しかし、Z世代を除き、比較的日本人の特徴は甲が高く幅広、無理に仕上げると、原型とまるで違う丸っこい靴が仕上がるということなのです。
スーツに置き換えましょう
ラグジュアリーブランドのハウスモデル、バストからウェストにかけての美しいラインが気に入っても、それを着るには、手足が長くご自身のお身体がくびれがないと意味がないということです。
例えば、車のカバーで例えると軽はフェラーリのカバーには合いません。フェラーリのカバーはダンプには合いません。
したがって、日本人には日本人向けに開発された型紙による型見本が一番合うということなのです。

さらに『メイド・トゥ・メジャー』と『ス・ミズーラ』について深掘りしていきましょう。

注文仕立てという意味です。

メジャーをあてて寸法を測り作ったという意味です。
近年『Su misura(ス・ミズーラ)』『Made to measure(メイド・トゥ・メジャー)』は日本のイージーオーダーと同じく『体型補正が可能な』ブランドが増えました。

■『フルオーダー』『イージーオーダー』『パターンオーダー』はすべて『和製英語』です。
■『オーダーメイド』も『和製英語』です。
『海外』では
■『テイラーメイド(taylor made)』
■『ビスポーク(bespoke)』
■『カスタムメイド(custom made)』
■『メイドトゥオーダー(made to order)』
■『ワンオフ(one off)』
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