週一娯楽のキョートリアルでございます。










留守電

ふくだで~す、いや、こんな楽しいことがあるんだね~。

徳井さんの物まねは「おとうちゃんがねー!」懐かしい大屋政子さん! 
福田さんには本業が謎の人だった大屋さん。「本業は、『金持ち』ちゃう?」と徳井さん。とてつもなく派手なドレスで、亡くなったおとうちゃん=ご主人のことを語っていた大屋政子さん。「おとうちゃん」は社長? と記憶をたどるお二人。
大屋政子さんは、繊維メーカー帝人の社長だった大屋晋三氏の夫人で、関西のテレビ番組では、今でいうセレブタレントの草分けのような扱いでした。派手なおばちゃんといった外見でしたが、実業でも文化活動でも実績を残した方とのことです(ウィキによる)。1999年になくなっています。

留守電トーク。福田さん、人生初体験の報告です。
福「いつ経験したいな経験したいな言うてたことを。2011年、36歳手前にして、経験できたなあということで」
徳「サーキットやろ」(かなり食い気味にw)
福「そうそうそう」
徳「ボクのTwitterに『福田さんを岡山のサーキットで見ました』っていう…」
福「ええええ~?!」
徳「っていうのが来てて」
福「まじで?!」
徳「そう!…で、休みの日やったやんか?」
福「うん、休みの日やった」
徳「たしか」
福「うん」
徳「『休みの日に、あいつ、岡山まで行きよっ、岡山まで行きよったんや!って。サーキットに行きたい行きたいっていうのは言うてたけど~」
福「うんうんうん」
徳「岡山に行きよったんやあ!ってwww思ってぇ!」
福「そうそうそう」
徳「新幹線乗って?」
福「いや、違う違う違う…」


福田さんが長年お世話になっている、京都は北山のバイクショップ・モトスペースT2。そこに長年預けっぱなしにしていたバイクを東京まで送ってもらったのですが、そのバイクが届いた矢先に、モトスペースT2のタニ店長(キョートリアルの300回か350回の記念回に留守電でメッセージを送ったりと、この番組とはゆかりの深い方です)から走行会のお誘いが。タイミングは悪かったのですが、お店の常連さんのご好意もあって400ccのバイクを借りることができた福田さん。走行会のあった日は、生放送のレギュラーがなくなってオフでもあり、参加できたのだそうです。
そんなわけで、走行会の前日は大阪で仕事。そして京都の実家の車を借りて岡山入りした福田さん。バイクを運んでくれたタニ店長と常連さんのチームに合流し、他のいくつかの京都のバイクショップ有志のチームとともに時間借りして、サーキットを走ったのだそうです。レーサー志望の若者が多かったかつては、なかなかサーキットの貸切はできなかったそうですが、いまや平日の昼間ともなると、わりと借りやすくなったそうです。バイク愛好者も高齢化?で、今回の走行会も、35歳の福田さんが最年少だったそうです。そんな初対面の人たちと一緒に走った福田さん。

福「最初は、サーキット初やから説明会とかで」
徳「はあはあ」
福「この旗はこういう旗ですよ、って」
徳「あーあー」
福「これがあったらコースの端に寄って、直ちに走行をやめてください、とか」
徳「はいはい」
福「この旗ふられてたら、後ろから速いバイク来てますから、譲っていただいて、とか」
徳「はあはあ」
福「くれぐれも事故のないように、みたいな」
徳「へ~」
福「で,まあ、初めてサーキット走ってんけど…」
徳「うん」
福「も、おわった感想。…こんなおもろいもん、ないな!って!」
徳「へー!」
福「めっっちゃくちゃ楽しかったな!」
徳「へー! まあ、そらそやわなあ! 信号もなんもないだだっぴろいとこ走れんねんもんなあ!」
福「…びっくりした!」
徳「ふぅ~ん」
福「これ、もう…劇的に楽しかったな!」
徳「ははははははははは…うそやんw」
福「ほんま!」
徳「へえ~」
福「2011年、一番テンション上がったなあ、やっぱりなあ」
徳「へええ~、…それは、みんなで、よーいドン!みたいなことなん?」
福「ううん、走行会やから、あのー、模擬レースみたいのんをやったりするイベントもあんねんけど」
徳「うん」
福「ほんまにもう、サーキットを走ったことない人が」
徳「うん」
福「とりあえずサーキット、走ってみましょうっていう…」

福田さんが参加したのは、30分間を2本の走行会。最初の30分はタニ店長について走った福田さん。2本目からは自分のペースで、ということで走ったのだそうです。

福「つなぎ着て、で、もう、フルのつなぎやから、膝なんか擦ったりしてw」
徳「うん」
福「ずりーんずりーん、いうて、もう!」
徳「うん」
福「いやあ、もう…『こんな楽しいこと、あんにゃぁ…』」
徳「へええ~」
福「そお!」
徳「あ、でも30分やったら、『あっ』ちゅう間やな」
福「『あっ』ちゅう間」
徳「なあ!」
福「『あっ』ちゅう間やけど!…その、(店長の)後ろに付いてたら『あっ』ちゅう間でえ、『あ、もうか』って思うんやけど」
徳「うん」
福「自分でペース…、自分のペースで走り出したら、こんどはもう…」
徳「ほう」
福「『え?! まだ?!』ってふうになったりとか」
徳「へ~」
福「こんな、どこ走ったらええにゃろって、サーキットって思うてる以上に道幅広いねんか」
徳「まあ、そうやろな!」
福「で、どこ走ってええのか、わからへんねん」
徳「はいはいはい」
福「みんなさあ、わーーって、まあ、レースでもないねんけど、だいたいよう似たペースのやつが集まってくんねんな」
徳「うん」
福「その集団が」
徳「うん」
福「こんどは、その、抜くほどペースが違うわけでもないねんけど」
徳「うん」
福「抜きたいねんけど、抜くほどじゃないし、抜こうとしたら今度は無理するから危ないねん」
徳「まあ、危ないわなあ! 素人同士がコーナーでなあ!」
福「そうそう、強引に行ったら行ってもええねんけど、譲る余裕もないし向こうも」
徳「うん」
福「こっちも、抜く余裕もないし、で」
徳「はいはいはい」
福「抜かれる余裕もないし、で。で、今度は後ろから速いペースのヤツは速いペースで、ぐん!と来んねん」
徳「うん」
福「それにはそれで譲らなあかんねんけど」
徳「うん」
福「またそんな余裕もない、バックミラーも付いてないから、レース用ってか、サーキットが知るときは、とかでえ…」
徳「あれ、さあ!」
福「うん」
徳「コーナーでな、たとえば、ヘアピンでえ」
福「うん」
徳「普通に言うたら、ゲームとかやってたらあ」
福「うん」
徳「そのセオリーとして、アウトーインーアウトでえ」
福「うん」
徳「アウトから入って、ええところでぇ、インに斬り込んで行ってぇ」
福「うんうん」
徳「コーナーの、あの、てっぺんとこでは、インの、インにギリ入ってってえ」
福「はいはい」
徳「アウトに抜けてく見たいな」
福「あるある」
徳「出来るやんか、ゲームやったら」
福「できるできる」
徳「実際さあ!」
福「うん」
徳「ほんまに広いみちはばでぇ!」
福「う~ん」
徳「どっから…どのタイミングからインに入ってったらええか、とか、わからへんのちゃうん?」
福「うん、そやなあ。最初はもう、全然わからへんのちゃう?…だから、やっぱり、その、最初の先導というか」
徳「うん」
福「ついてもうて、だいたいのラインとか」
徳「うん」
福「あと、言うても、初心者やから」
徳「うん」
福「アウトーインーアウトで走ると、後ろから飛ばしてるやつが来たときに、すっげえ危ないねん」
徳「そうか!」
福「向こうはフルでライン、アウトーインーアウト全部使うけどぉ」
徳「あぁ」
福「ってなったら、そこの人邪魔せえへんっていう…」
徳「はいはい」
福「そのラインで走らなあかんから、基本はもう、抜かれやすいところ、走る」
徳「はいはいはい」
福「インやったらもう、インつきっぱなしで走るしぃ」
徳「はいはいはい」
福「アウトーインーアウトでもぉ、入って真ん中、真ん中ーインー真ん中くらい」
徳「あー」
福「で、もう、ほんまにフルで使おうと思ったらぁ、そらもう…アウトからずどーんってイン飛び込んで、アウトまで出ようって思ったら、もう、限界のスピード域じゃないと…」
徳「そやわな!」
福「そんな使いきらへん!」
徳「そんな別に、そんなに素人のスピードやったら、別に、インーインーインで行けるわけや」
福「ぜんぜん行ける!」
徳「そゆうことやわな!」
福「で、やっぱ、すごい、あの、今までおれ、いろんな雑誌の、本とかで見てたら」
徳「うん」
福「バイクのタイヤで、タイヤの滑り始めが分かりやすいとか、インプレッションがあんねんけど」
徳「うん」
福「バイクのタイヤの滑り始めなんか経験したことないねん」
徳「うん」
福「もう、すべった時点でこけてるから」
徳「うん」
福「ないやろ!?って思ってたけど!
徳「うん」
福「サーキット走ったら、ああ! こういうこと!って、もう、すべってんねん!」
徳「へ~!」
福「がんがんに! 前も!ケツも! あ~、滑ってる滑ってるって!
徳「へ~…
福「あ~、これぐらいのスピードで入ったら、すべんねな、前って」
徳「へ~」
福「とか、わかるし…」

(※このあたり、ワタクシには、まったくさっぱりなお話なので、なるべくおっしゃったとおりに書いております)

徳「え、直線、おまえ、マックス何キロくらい出してたん?」
福「…え~、どやろ、あの~、タイム、直線のタイム計測とかもできんねんか」
徳「は~」
福「一周ラップタイム測ってくれんねんけど」
徳「ほう」
福「たぶん、直線のタイム計測をしてくれる場所がコーナーの、立ち上がってそんなにスピードのってへんとこやから」
徳「うん」
福「そこまで…おれで、100ちょいくらいとかやけど」
徳「う~ん」
福「たぶん一番のってるとこで180、とか190…」
徳「うーん」
福「とかちゃうかなあ」
徳「それ、何ccバイクなん?」
福「400」
徳「ふうん…」
福「けど…」
徳「400ccで、180も出したら、怖ない?」(ちょっと暗い声で)
福「って、おれも、けど、見てて」
徳「…うん」
福「最初わーっと着いたらさあ」
徳「うん」
福「ピットで」
徳「うん」
福「他の走行会の人が走ってはんの、見んねんか」
徳「うん」
福「たら、ストレート、ビューン!って行ってんの見たら」
徳「うん」
福「こんな、よう飛ばさんわって」
徳「うん」
福「で、…岡山国際サーキットってとこやねんけど、裏のストレートとかで、乗る人やったら300くらい出んねん!」
徳「はあ~!…」
福「で、『300なんか、おれ、よう出さないっすわぁ』とか言うてたけど、もちろん300なんか出てないけどぉ、たぶん、乗り始めたら、やってることはそれに近いやろなって」
徳「はぁ…(暗い声)…ま、そうか、まっすぐなんやもんな」
福「まっすぐで、なんにも障害物ないし」
徳「まあ、そうかぁ」
福「で、タイムが出んねんな」
徳「うん」
福「紙もらって、福田さん、1週目2週目2分何秒でしたって、で、ぜんぜん知らん人から、『福田さん、初めてで、これ、わー』とか」
徳「ほう」
福「『よかったですねえ、ひっくり返らんで』とか、『タイヤ端っこまで使ってますやん』とか、『膝擦ってましたね~』とか」
徳「わひゃひゃひゃひゃひゃひゃww」
福「おっさんばっかしでw40手前のおっさんばっかしで」
徳「わはははははははは」
福「『よかったよ~』言うてw」
徳「それ、終わってから、じゃあ、みんなで、あのー、『近所の笑笑とってますんで』とかw」
福「あ、いや、けど、ほんま、そんな勢いやな」
徳「おう」
福「おれはもう、そのまま帰ったけどぉ、常連さんとか、うん、寄ったりしてたんちゃう?」
徳「そやなあ」
福「そやろなあ。おれも、けっきょく、初見(=初対面)もみんなと昼飯食うたもんな、その人らと集まって」
徳「へ~~」
福「そうそうそう、つなぎ着たおっさんたちが」

そんな「おっさんたち」と席を共にした福田さん。とはいえ芸能裏ネタを聞かれることもなく、言われたのは「アメトーークのバイク芸人の第二弾はないんですか?」くらいだったそうです。なによりバイクが好きなみなさんだったので、福田さんもここぞと普段できないバイク談義に花が咲いて、いろいろなことが聞けて楽しかったそうです。

徳「マッチやん、おまえ、もう」
福「…そやなあ」
徳「マッチと一緒やん、趣味」
福「wwwまあまあ、完全にスケールは違うけど」
徳「もう、ちっちゃいチーム持てや、おまえ」
福「ほんまやなあ…」
徳「ふくだ、…『チーム福田』」
福「『チーム福田』…(岩城滉一さんの)チーム岩城みたいなw」
徳「そう、新生福田w」
福「いや、けど、ほんま、そんなんしたいなって思うくらい楽しかった」
徳「チームあぶらあげw」
福「誰があぶらあげや、ほんま…さつまあげや!」
徳「あ、そやったw さつまあげやwwチームさつまあげ」

それはそれとして、福田さんの心配は、モトスペースT2のお客さんの少なさ。お店の場所もわかりにくいし、店構えがいかにも専門店という感じなので敷居が高く思われているのかも。。

徳「ちょと、行ったげてほしいですね! 場所どこやったっけ?」
福「北山からに抜けていく手前の信号を左に入るって、すっげーわかりにくいww」

しかしタニ店長一人で切り盛りしていて親切なお店なので、近隣でもある精華大や京産大のみなさんは是非行ってください、という福田さんのお願いで、留守電トークは終了です。


ネタジングル1 「ぬ」から始まる回転寿司で回してはいけないものとは?→ぬめり。

(2に続く)